- 1. 要件チェックツールの使い方
- 2. インストール要件チェック
1. 要件チェックツールの使い方
ダウンロードしたインストーラと言語パックは圧縮ファイルになっていますので、展開しておきます。
インストーラを展開した中にある、「db2prereqcheck」コマンドで、システムがインストール前提条件を満たしているかどうかを検査します。
「db2prereqcheck」の使い方を見てみると
> /解凍先のディレクトリ/db2prereqcheck -h
使用法: db2prereqcheck => DB2 サーバー・インストールの前提条件を
検査します。
または: db2prereqcheck -c => DB2 クライアント・インストールの前提条件を
検査します。
または: db2prereqcheck -f => リソース XML ファイルの名前を指定します。
または: db2prereqcheck -o => レポート・ファイルのファイル名を指定します。
または: db2prereqcheck -l => 最新の DB2 バージョンの前提条件を
検査します。
または: db2prereqcheck -v => 特定の DB2 バージョンの前提条件を
検査します。
または: db2prereqcheck -s => 前提条件の検査の要約を表示します。
または: db2prereqcheck -i => pureScale Feature インストールを除く
すべての DB2 バージョンの前提条件を検査します。
または: db2prereqcheck -u => DB2 pureScale Feature の uDAPL 要件を
検査します。
または: db2prereqcheck -p => DB2 pureScale Feature のインストールの
前提条件を検査します。
または: db2prereqcheck -hl <host1,host2,..>
=> hosts host1,host2,.. の前提条件を検査します。
または: db2prereqcheck -nm <netname1,netname2 ,..>
=> ネット名の妥当性検査をします。
または: db2prereqcheck -dl <shared_disk1,shared_disk2,,..>
=> 共有ディスクの妥当性検査をします。
または: db2prereqcheck -iu <user1,user2,..>
=> インスタンス・ユーザー user1,user2,.. の妥当性検査をします。
または: db2prereqcheck -p -t <network configuration type>
=> -p (pureScale) のサブオプション。
特定のネットワーク構成タイプを使用した
DB2 pureScale Feature のインストールの前提条件を
検査します。有効な値は次のとおりです。
SINGLE_IB_PORT_CLUSTER または
SINGLE_ROCE_PORT_CLUSTER または
MULTI_IB_PORT_CLUSTER または
MULTI_ROCE_PORT_CLUSTER
または: db2prereqcheck -g => Linux での GPL コンパイル要件を検査します。
または: db2prereqcheck -h => このヘルプを表示します。
2. インストール要件チェック
ここでは、この版のクライアントのみをインストールする予定ですので
/解凍先のディレクトリ/db2prereqcheck -c -l
すると結果が
DB2 データベース「Client」 の要件と一致しませんでした。バージョン:「10.5.0.6」。
現行システムで満たされていない前提条件の要約:
DBT3514W db2prereqcheck ユーティリティーは次の 32 ビット・ライブラリー・ファイルの検出に失敗しました: 「/lib/libpam.so*」。
DBT3514W db2prereqcheck ユーティリティーは次の 32 ビット・ライブラリー・ファイルの検出に失敗しました: 「libstdc++.so.6」。
となっちまったのであせってしまいました。
これは「/lib/libpam.so*」「libstdc++.so.6」をインストールせねばいかんのだな・・・と。
「libpam.so」で検索をかけたら最上位にヒットした参考サイトを掲載していましたが、リンク切れになりました。
参考サイトが生きていた時に、記事を読んだら「以下のエラーは重大ではなく、無視することができます。」って・・・あんた・・・。
まあ、というわけでインストールに突入するのです。
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