Ubuntu - 24.04 - 共通事項 - ツール・フォント

クラウディア 
1. 概要
2. 更新
3. インストール
4. vim
5. ftpd
6. numlockx

1. 概要

 わたしの使用する、ツール・フォント「MigMix 1M」等のインストール・カスタマイズ方法です。

2. 更新

 「Ubuntu」は、頻繁に更新が行われます。  新規にパッケージをインストールする際は、毎回、リポジトリの更新とアップグレードを行っておくべきかと思います。  「root」ユーザ権限で。  まず、以下の作業で、クリップボードから端末へテキストをはりつけるときに不自由なので、ブラケットモードをオフにします。

vi /etc/inputrc
 下記の1行を末尾に加えます。

set enable-bracketed-paste off
 有効にするために、ここでいったん、ログインしなおします。  リポジトリの更新。

apt update
 アップグレード。

apt upgrade -y

3. インストール

 「root」ユーザ権限で。

apt install -y fonts-migmix numlockx openssh-server rcs vim vsftpd net-tools
 前回は、「VirtualBox」上へインストールしている場合、「VirtualBox」のバージョンが、「7.0」以上であれば、「VirtualBox」の「Guest Additions」が機能しないので、リポジトリの「Guest Additions」をインストールしましたが。  現在(2024年5月10日)は、「VirtualBox 7.0.18」ですが、付属のものをインストールできました。  「sshd」は、インストール後に起動するので、特に何もすることはありません。  「rcs」は、次項で、コマンドに「alias」を設定する以外、設定する項目はありません。

4. vim

 「vim」に対して、「行番号を表示」「ビジュアルモードを無効」「オートインデント」という設定にします。  「vim」の設定を含め、「bash」の設定をカスタマイズします。  末尾に以下を記述して、下記の設定を行います。 ・rcs のチェックイン・チェックアウトのデフォルトをロックモードへ ・ls のデフォルトをドットファイル・カラー表示を基本に ・上下の矢印キーでコマンド履歴の補完 ・プロンプトの形式を「ユーザ名@ホスト名 /カレントディレクトリ > 」へ

mkdir -pv ~/.vim/after/indent
mkdir -pv ~/.vim/after/plugin
touch ~/.vim/after/indent/vim.vim

sh
cat << 'EOF' >> ~/.vim/after/indent/vim.vim
set number
set mouse-=a
set autoindent
EOF
exit

cp ~/.vim/after/indent/vim.vim ~/.vim/after/plugin/.

sh
cat << 'EOF' >> ~/.bashrc

alias ci='ci -l'
alias co='co -l'
alias ls='ls -a --color'
alias vi='vim'

bind '"\e[A": history-search-backward'
bind '"\e[B": history-search-forward'

export PS1='\u@\h $PWD > '
EOF
exit

source ~/.bashrc

5. ftpd

 インストール時点で、起動されます。  設定を変更します。(IPv4 で接続、アップロード可)

vi /etc/vsftpd.conf

# Run standalone?  vsftpd can run either from an inetd or as a standalone
# daemon started from an initscript.
listen=NO
#
# This directive enables listening on IPv6 sockets. By default, listening
# on the IPv6 "any" address (::) will accept connections from both IPv6
# and IPv4 clients. It is not necessary to listen on *both* IPv4 and IPv6
# sockets. If you want that (perhaps because you want to listen on specific
# addresses) then you must run two copies of vsftpd with two configuration
# files.
listen_ipv6=YES
#
# Allow anonymous FTP? (Disabled by default).
anonymous_enable=NO
#
# Uncomment this to allow local users to log in.
local_enable=YES
#
# Uncomment this to enable any form of FTP write command.
#write_enable=YES
 14行目を、「NO」から「YES」へ。  22行目をコメントアウト。  31行目のコメントをはずします。  変更したら、再起動。

service vsftpd restart

6. numlockx

 ログイン時点で、Num Lock キーを有効にします。  ログインユーザで。

mkdir -pv ~/.config/autostart

sh
cat << 'EOF' >> ~/.config/autostart/numlockx.desktop
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=numlockx
Exec=numlockx on
StartupNotify=false
Terminal=false
Categories=System;
EOF
exit
 「Openbox」の場合は、上記ではだめです。  下記の手順で・・・。

mkdir -pv ~/.config/openbox

sh
cat << 'EOF' >> ~/.config/openbox/autostart
numlockx on
EOF
exit
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