- 1. 概要
- 2. ソース管理
- 3. ソース管理しない
1. 概要
ビルド等に使う「cargo」は、実際は、ビルドシステムとパッケージ管理を行うためのもので、「rustc」でもビルドすることができるらしい。
2. パッケージ作成
「cargo」は、パッケージ管理(ソース管理)を行うためのものなので、ビルドした際に、下記のディレクトリとファイルが作成されます。
.git
.gitignore
上が、「.git」のデータベースのディレクトリ、下が、除外定義ファイルですな?。
実は、「git」には慣れていないので、よくわかっていない。
「git」以外のバージョン管理システムとも連動できるようで、「--vcs」というオプションを使用すると、なんかできるらしい。
他の何と連動できるのか、どのバージョン管理が使えるのかについて、書いてあるサイトがあったのですが、どこにあったか忘れちゃいました。
再度、見つけたらここに掲示しようと思います。
記憶に残っているものとは、違っているような気がします。
(参考サイトがあったのですが、リンク切れになりました)
記事によれば「--vcs none」で、パッケージ管理しないようにもできるし、下記のパッケージ管理システムが使用できるようです。
・git(デフォルト)
・hg
・pijul
・fossil
わたしの場合、「git」もよう使いこなせないし、「git」以外は、さわったこともないのですがね。
3. ソース管理しない
ソース管理しない場合は、下記のように「--vcs」オプションをつけます。
cargo new --vcs=none パッケージ名
ここで、パッケージ名名を「loop」にしようとしたら
$ cargo new --vcs=none loop
error: the name `loop` cannot be used as a package name, it is a Rust keyword
If you need a package name to not match the directory name, consider using --name flag.
If you need a binary with the name "loop", use a valid package name, and set the binary name to be different from the package. This can be done by setting the binary filename to `src/bin/loop.rs` or change the name in Cargo.toml with:
[[bin]]
name = "loop"
path = "src/main.rs"
怒られちゃいました。
「loop」ってのは、「Rust」のキーワードなので、パッケージ名には使えないんですって。
仕方ないわ、パッケージ名を「loops」にしてみます。
ははぁ、なるほどパッケージ管理しないのであれば、これで作成されるものは
.
`-- loops
|-- Cargo.toml
`-- src
`-- main.rs
だけでした。
わたしは、古い人間なもので、ソース管理には未だに、「Subversion」を使用しています。
なので、これでいいかな。
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