- 1. 概要
- 2. アンインストール
- 3. 後始末(フォルダ)
- 4. 後始末(パス)
1. 概要
えっと、まぁ、表題に「アップグレード」と書いてしまいましたが・・・。
実際には、アップグレードでなく、アンインストールに関して、書くことになります。
前ページで、インストールに関して書いておりますが、「3.6.8」と「3.9.6」について書いちゃってます。
ふと気づくと、こんなことになっちょる。
下で紹介する、参考サイトのようなことになっちょるわけです。
「Python を完全にアンインストールする方法(Windows)」
「FreeBSD」のサーバマシンのように、アップデータ的なものはないし、また、古い「python」に依存しているプログラムもないので、必要なくなったものは、ばっさり消しちゃいましょうか。
2. アンインストール
うまくいかなきゃ全部消して、インストールしなおしますが、とりあえず「3.6.8」をアンインストールします。
本体のアンインストールに関して、参考サイトでは、冒頭のコントロールパネルでアンインストールするのと、インストール時に使用した、インストーラを使用する方法とどちらでもいけると書いておりますが、まぁ、せっかくですから、インストーラを使用してみますか。
コントロールパネルの動作は、見慣れておりますし・・・。
インストーラは、アンインストールするバージョンのものと間違わないように気を付けて。
インストーラを開きます。
「UNinstall」
「Close」
3. 後始末(フォルダ)
アンインストールでは、いくらかゴミが残るようです。
まぁ、「Windows」ですから、仕方ないですわな。
まずは。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python36
この下に「Lib」「Scripts」というフォルダが残されております。
「Scripts」の方は、リンク先のない、ショートカットの集団のように見えますが、「Lib」の方は、実体があるようなファイルもあります。
ま「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python36」自体、フォルダごと、ばっさり削除しちゃいます。
もうひとつ。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\pip
に、「pip install」したもののキャッシュの残骸が残っているらしいので、これもフォルダごとばっさりです。
4. 後始末(パス)
元々、この状況に気づいたのが、コマンドプロンプトで、「path」と打った結果。
PATH=C:\Windows\system32;C:\Windows;C:\Windows\System32\Wbem;C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;C:\Windows\System32\OpenSSH\;C:\Program Files (x86)\NVIDIA Corporation\PhysX\Common;C:\Program Files\NVIDIA Corporation\NVIDIA NvDLISR;C:\Program Files (x86)\Bitvise SSH Client;C:\Program Files\doxygen\bin;C:\PROGRA~1\IBM\SQLLIB\BIN;C:\PROGRA~1\IBM\SQLLIB\FUNCTION;C:\PROGRA~1\IBM\SQLLIB\SAMPLES\REPL;C:\Strawberry\c\bin;C:\Strawberry\perl\site\bin;C:\Strawberry\perl\bin;C:\WINDOWS\system32;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\System32\Wbem;C:\WINDOWS\System32\WindowsPowerShell\v1.0\;C:\WINDOWS\System32\OpenSSH\;C:\Program Files\Microsoft VS Code\bin;C:\ProgramData\chocolatey\bin;C:\Program Files (x86)\GtkSharp\2.12\bin;C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python36;C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python36\Scripts;C:\Program Files\TortoiseSVN\bin;C:\Program Files\dotnet\;C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python39\Scripts\;C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python39\;C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps;C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\cabal\bin;C:\ProgramData\chocolatey\lib\ghc\tools\ghc-8.10.1\bin;C:\tools\msys64;C:\Users\ユーザ名\.dotnet\tools
と、なっちょったからなのです。
見にくいと思いますが、「python36」と「python39」とがあるでしょ。
ちなみに、この時点で本体はなくなっておりますので、いくらパスが通っていても、「3.6」アンインストール前に。
C:\>python --version
Python 3.6.8
となっちょったものは。
C:\>python --version
Python 3.9.6
と表示されるようになちょります。
パスを消しますが、「Windows 10 Home 21H1」なので、環境変数の設定の仕方が、ちょっとややこしい。
Win+I で設定画面を開いて。
「システム」
「詳細情報」タブで。
「システムの詳細設定」
「詳細設定」タブで。
最下部「環境変数」
下枠「システムの環境変数」で、「Path」を選択して。
「編集」
今は、パスごとに行が分かれているので、わかりやすくていいですね。
「python36」のある行を削除して、「OK」で閉じます。
一応、これで、「python36」は綺麗に削除されました。
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