- 1. 概要
- 2. 設定(FreeBSD)
- 3. 設定(AlmaLinux)
1. 概要
「PHP」のログは、設定によっては、ウェブブラウザ上に表示されます。
まぁ、あんまりみっともいいものではないですが。
コンフィグレーションファイルをいじることで、ログファイルに出力することができます。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「PHP の設定ファイルやログファイルの場所」
2. 設定(FreeBSD)
コンフィグレーションファイルを編集します。
「root」ユーザ権限で。
vi /usr/local/etc/php.ini
くどいようですが、ファイル名はおそらく同じで、プラットフォームにより、ディレクトリは異なります。
行番号は、アバウトです。
; Log errors to specified file. PHP's default behavior is to leave this value
; empty.
; https://php.net/error-log
; Example:
;error_log = php_errors.log
; Log errors to syslog (Event Log on Windows).
;error_log = syslog
のあたりですな。
「Windows」のイベントログあたりの書き方まで書いてあるのが、丁寧です。
ここらに。
error_log = /パス/ファイル名
の形式で書いてやれば、出力されます。
「FreeBSD」の場合、所有権を「www」にすることや、ローテーションに気を付けてやれば、ばっちりです。
3. 設定(AlmaLinux)
前項で「ファイル名はおそらく同じで、プラットフォームにより、ディレクトリは異なります」と書きましたが。
「AlmaLinux 9.5」「Apache/2.4.62」「PHP 8.2.25」の環境ではさらに複雑。
/etc/php.ini
の定義かと思いきや。
/etc/php-fpm.d/www.conf
に書いてある方が有効で。
下記のように記述してありまして。
php_admin_value[error_log] = /var/log/php-fpm/www-error.log
php_admin_flag[log_errors] = on
下記へ出力されておりました。
/var/log/php-fpm/www-error.log
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