- 1. 概要
- 2. マジック定数
- 3. 定義済定数
1. 概要
必要に応じて、加筆していくつもりなので、全然、網羅できていませんよ。
本ページは、下記のサイト(本家 ドキュメント)を参考にさせていただきました。
「PHP: マジック定数 - Manual」
「PHP: 定義済みの定数 - Manual」
2. マジック定数
コンパイル時に解釈される定数で、たいてい同じものが「C 言語」系の言語で使えたりします。
名 前 | 説 明 | 備考 |
__LINE__ | ファイル上の現在の行番号。 | |
__FILE__ | ファイルのフルパスとファイル名 (シンボリックリンクを解決した後のもの)。 | ※ |
__DIR__ | ファイルの存在するディレクトリ。 | |
__FUNCTION__ | 関数名。 | |
__CLASS__ | クラス名。 | |
__TRAIT__ | トレイト名。(ってなんだろう?) | |
__METHOD__ | クラスのメソッド名。 | |
__NAMESPACE__ | 現在の名前空間の名前。 | |
ClassName::class | 完全に修飾されたクラス名。 | |
※ 長ったらしくなる場合は、basename(__FILE__) でパスをのぞいて、ファイル名のみ取得できます。
3. 定義済定数
あらかじめ、定義されている定数です。
名 前 | 説 明 | 備考 |
PHP_EOL | プラットフォーム上の行末文字 | |
true | Bool の真値 | |
false | Bool の真値 | |
null | Null 値 | |
「PHP_EOL」は、「\n」だったり「\r\n」だったりするものをいちいち書き換えなくて済むので便利かと思います。
「C#」の「Environment.NewLine」や「Python」の「os.linesep」にあたるものと言っていいでしょう。
「true」「false」「null」あたりは、別のページで述べている、予約語と重なる部分があるですが、本家のドキュメントでは、定義済定数の箇所にも出てきます。
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