- 1. 概要
- 2. デバッグオプション
1. 概要
以前は、FreeBSD も gcc をコンパイラとして使用していましたが、FreeBSD 9.0 より Clang を採用しました。
gcc は非推奨の拡張が多いため、世の中 Clang へと移行しつつあるようです。
2. デバッグオプション
デバッグのオプションは
clang -g -Ox
となります。
-g でデバッグ情報の生成。
-Ox はそれぞれ以下の意味を持ちます。
オプション | 意味 | 備 考 |
-O0 | 最適化なし | |
-O1 | -O0 と -O2 との中間。 | |
-O2 | ほぼ最適化。適度なレベルらしい。 | |
-Os | コードサイズを減少化。 | |
-Oz | -Os をさらに縮小 | |
-O3 | -O2 より大きく時間がかかる。 | |
-Ofast | 言語の標準の厳密な順守に違反する、他の積極的な最適化。 | |
-O4 | リンク時間を最適化。 | |
ちなみに、clang に対応するデバッガは lldb ですが、clang でデバッグオプションを指定して作成したロードモジュールは gdb でデバッグすることもできます。
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