- 1. 概要
- 2. 設定
1. 概要
わたしの作業環境では、ありがちな話で。
ソース自体は、「Windows」の環境で作成して、デバッグを「Unix/Linux」の環境で行ったりします。
「Windows」の環境では、タブストップを「4」に設定していて、「Unix/Linux」の環境では、タブストップが「8」であったりします。
ソースが下記のような状態で(ソースが目的ではないので、一部のみ表示)
#include <limits.h>
#include <stdio.h>
#include <unistd.h>
#include <sys/file.h>
int main(int argc, char *argv[])
{
char afilename[PATH_MAX] = "./lock"; // ロックファイル
int nfd = -1;
printf("ロックします。\n");
while(true)
{
if (nfd == -1)
「gdb」でデバッグして、「main」で「break」するとこんなことになっちゃってたりします。
Breakpoint 1, main (argc=1, argv=0x7fffffffe4d8) at flock.cpp:7
7 {
(gdb) l
2 #include <stdio.h>
3 #include <unistd.h>
4 #include <sys/file.h>
5
6 int main(int argc, char *argv[])
7 {
8 char afilename[PATH_MAX] = "./lock"; // ロックファイル
9 int nfd = -1;
10
11 printf("ロックします。\n");
まぁ、この程度なら、見られないこともありませんが、もっとごちゃごちゃしたソースであれば、見にくいことこの上ない。
タブストップを変更して、少し見やすくしましょう。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「gdb tui コマンド」
2. 設定
実際にやった環境は、以下のものです。
・Ubuntu 20.10 Cinnamon
・gcc (Ubuntu 11.2.0-7ubuntu2) 11.2.0
・GNU gdb (Ubuntu 11.1-0ubuntu2) 11.1
「gdb」のコマンドで
tabset 4
(4 は、タブストップの幅です)
ここは、テキストよりも画像で見る方がわかりやすいかと思いますので、画像を貼り付けますが。
こんななります(クリックすれば、実際のサイズで見られます)。
副作用で、画面のデザイン自体が変わりますが、ぐっとデバッグしやすいかと思います。
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