HTML - 広告ブロックチェック - anti-contentBlocker
- 1. 概要
- 2. ダウンロード
- 3. 設置
- 4. カスタマイズ
- 5. 動作確認
1. 概要
あれこれ使ってみて、これに落ち着きそうなのであります。
対象とするものは、「adsbygoogle」なので、「GoogleAdsense」のブロックを検出するものですが、「GoogleAdsense」をブロックしているのであれば、他のものをブロックしている可能性は高いですし。
「GoogleAdsense」が稼ぎ頭ですので、それをまずチェックするという認識です。
下記のサイトで、ソースコードまで含めた一式で公開されているものです。
「広告ブロックしているユーザを簡単に判別してみる」
使える一式が提供されており、カスタマイズもやりやすい。
かつ広告ブロックの無効化の方法を説明しているのも、非常に親切です。
2. ダウンロード
下記のサイトで。
「anti-contentBlocker.js | 広告ブロックをブロック」
ダウンロードの直下にある、リンクをクリックすればダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルは、「.zip」形式になっています。
解凍すると、下記のような構造になっています。
□anti-contentBlocker
├□ anti-contentBlocker.css
├□ anti-contentBlocker.js
└□ resources
├□ iframes
│├□ android.html
│├■ en
│├□ iframe.css
│├□ ios.html
│└□ pc.html
└□ imgs
├■ android
├■ en
├■ ios
└■ pc
「anti-contentBlocker.js」が、チェッカーの本体です。
「resources」に説明のコンテンツ、「imgs」にコンテンツに表示する画像データがあり、表示相手が「PC」「ios」「android」であったり、日本語の他に英語の説明があったり、至れり尽くせりです。
3. 設置
展開した「anti-contentBlocker」をフォルダごと、ドキュメントルートに置きます。
「.html」内に
<link rel="stylesheet" href="/anticb/anti-contentBlocker.css">
<script src="/anticb/anti-contentBlocker.js"></script>
<script>
window.addEventListener( 'load', __acb.detectBlocker, false );
</script>
と、記述すれば、その時点で機能します。
「head」に置いても「body」に置いても機能しました。
4. カスタマイズ
カスタマイズというほど、大げさなものではありませんが・・・。
わたしのダウンロードしたバージョンであれば、「anti-contentBlocker.js」の
var msg = __acb.isJA ?
'広告ブロック機能を無効にして再読込してください。' :
'You must DISABLE contentBlocker to visit this webpage. ';
の部分が、広告ブロックを検出時のメッセージの文言になっています。
これを編集すれば、文言が変わります。
これは、「.html」コンテンツ内にはきだすメッセージですので、改行を入れる際は、「\n」ではなく「<br>」を記述します。
5. 動作確認
2022年8月8日、下記のブラウザで機能することを確認しました。
ブロッカ欄は、広告ブロックを何によってブロックしているか、検出欄で「○」になっているものは、広告ブロックを検出できたものです。
ブラウザ | バージョン | ブロッカ | 検出 | 備考 |
Google Chrome | 104.0.5112.79 | 組込機能 | ○ | |
Microsoft Edge | 103.0.1264.62 | AdBlock | ○ | |
Opera | 89.0.4447.83 | AdBlock | ○ | |
Safari | 5.1.7 | ー | ー | |
Vivaldi | 5.3.2679.68 | 組込機能 | ○ | |
「Safari」は、残念ながら「親愛なるアップルさま」が、「Windows」への提供をやめてしまったため、今のところ確認できておりません。
「iPhone」で確認しようと思っていますが、現在未確認です。
「Safari」を除けば、メジャーどころは、抑えきれているかな・・・と思います。
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