Internet Explorer 11(以下IE11)がリリースされてから、apache のログにやたら「コード404 File not found」が出力されるようになりました。
「browserconfig.xml」というファイルがないというのです。
これは、IE11を使っている閲覧者が、webサイトをスタート画面に「ピン留め」しようとしたとき、IE11は「ピン留め」に必要な情報を取得するため、その情報源のひとつ「browserconfig.xml」を参照します。このファイルが設置されていないと、404(File Not Found)がウェブサーバのログに出力されることになります。
「ピン留め」の情報は、ツールバーにアイコンとして表示するほか、Windows8 以降、Windows のスタートボタンを押すと出てくるメニューのタイルの中に表示する情報として利用しているようです。
Windows の正式なブラウザは Internet Explorer から「Edge」に移行するようですが、タイルのため、 「Edge」でも引き続き、browserconfig.xml を取得しようとすることになりそうです。
2. 記述方法
以前、「RSS」があれば自動生成できるようなサイトがありましたが、そこへのリンクも dead になっているようです。
最小限で記述する方法を書いたサイトを見本にして書いたのが、これ
「偉大なるマイクロソフト様」に「browserconfig.xml」に関する見解がないかいなと探してみましたが。
いまんとこ「IE11 での Web サイト用カスタム タイルの作成」というとこしか見つけられませんでした。
「新しい Windows UI の Internet Explorer でサイト用のカスタム タイルを作り、通知を使うことで、ユーザーの関心を引き、ユーザーによるクリック スルーを増やすことができます。 Internet Explorer 11 のカスタマイズした静的なタイルとライブ タイルを作成できます。作成プロセスは Windows ストア アプリのものと同様です。 」
ですって。「ユーザーの関心を引き」とかさも、いいことであるかのように書いてありますが、全世界(全世界)のウェブサイト運営者にいらぬ手間をかけさせておって、なんていいぐさなのかしら。