CSS - text-justify 均等割り付け

1.　概要

2.　構文

3.　やってみる

1.　概要

　前ページの「text-align-last」は、「ブロックの最後の行、あるいは強制的な改行の直前の行をどのように配置するかを設定」なのですが、実はこの意味をあまり理解しておりませんが・・・。

　「text-justify」は、最後の行に限らない・・・ということでしょうか。
	↑
　これは、馬鹿の極みですね。
　2023年1月27日、少し理解が進みました。
　どうも「text-justify」は、「text-align」「text-align-last」へ「justify」を設定した際のそろえ方を定義しているようです。

　本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。

「text-justify - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN」


2.　構文


text-justify: none;				//	揃えない
text-justify: auto;				//	ブラウザに基づく
text-justify: inter-word;		//	単語間に間隔を設ける	中国語・韓国語向けらしい
text-justify: inter-character;	//	文字間に間隔を挿入する	日本語向けらしい
text-justify: distribute; 		//	上と同じで後方互換らしいが「非推奨」とのこと


3.　やってみる

　実際にやってみましょう（2023年1月27日）。

　上記、各行は下記のように記述しています（改行は、違ったりしますがね）。


<tr><td>none</td>
<td style="width: 10em; text-align: justify; text-align-last: justify; text-justify: none;">単語あり</td></tr>
<tr><td>auto</td>
<td style="width: 10em; text-align: justify; text-align-last: justify; text-justify: auto;">単語あり</td></tr>
<tr><td>inter-word</td>
<td style="width: 10em; text-align: justify; text-align-last: justify; text-justify: inter-word;">単語あり</td></tr>
<tr><td>inter-character</td>
<td style="width: 10em; text-align: justify; text-align-last: justify; text-justify: inter-character;">単語あり</td></tr>
<tr><td>distribute</td>
<td style="width: 10em; text-align: justify; text-align-last: justify; text-justify: distribute;">単語あり</td></tr>
<tr><td>inter-ideograph</td>
<td style="width: 10em; text-align: justify; text-align-last: justify; text-justify: inter-ideograph;">単語あり</td></tr>


　2023年1月27日時点で、対応しているのは、「Edge」と「Firefox」のみとのこと。
　上記掲載のものも、「Chromium」系列の「Vivaldi」では、なんの違いもありません。
　「Edge」も「バージョン 109.0.1518.61」では同じ。
　下記のように評されます。

　試した中では、唯一「Firefox バージョン 109.0」のみ。

　これも微妙な違いですな。
　「inter-character」と「inter-ideograph」は、もう少しセルの文字幅を増やしてやると、違いが出てくるかもしれませんが。
　期待したほどの違いはないので、今のところ、こいつは、使えねぇな・・・と。