FreeBSD 12.3 RELEASE - ports・pkg - 概要
FreeBSD port は、 アプリケーションをソースコードからコンパイルする際の処理を自動化するように設計されたファイルの集まりです。 port を構成するファイルは、 自動的にアプリケーションをダウンロードし、展開、パッチ作業、 コンパイル、そしてインストールを行うために必要な情報を含んでいます。 ソフトウェアが、すでに FreeBSD に移植され、 FreeBSD 上で試験されていなければ、 適切にインストールが行われ、動作するように、 編集する必要があるかもしれません。 しかしながら、 24,000 を越えるサードパーティ製アプリケーションが FreeBSD に移植されています。 可能な場合は、これらのアプリケーションをコンパイル済みの packages としてダウンロードできます。 package は、package 管理コマンドで扱うことができます。 packages と ports は依存関係を理解します。 package または port を用いてアプリケーションをインストールすると、 依存するライブラリがまだインストールされていない場合には、 最初にライブラリが自動的にインストールされます。 FreeBSD の package は、コンパイル済みのアプリケーションの全コマンド、 各種設定ファイルやドキュメントを含んでいます。 pkg コマンドでは、pkg install といったコマンドで、 package を扱うことができます。 2 つの技術は類似していますが、 packages と ports にはそれぞれ独自の特徴があります。 それぞれのアプリケーションのインストールに対する必要要件に応じてどちらかを選択してください。 package の利点
引用ここまで。 わたしなりに少しまとめると、「ports」にしかできないものがあるので、それは「ports」から取得するしかない。 簡単に安定したものをインストールしようとするなら「pkg」の方がいい。 また、使い方としては、「ports」よりも「pkg」の方が初心者に優しいと感じています。 案外に差を感じるのは、ダウンロードする際の量は、「ports」の方が「pkg」よりも小さいということです。 ネットの状況によっては、あえて「ports」を使うという手もあるかと思います。 |