- 1. 概要
- 2. インストール時のオプションの確認
- 3. p5-CGI インストール
- 4. httpd.conf の編集
1. 概要
「apache24」は、「cgi」を動作させるための手順が、「apache22」よりいささか多くなっています。
2. インストール時のオプションの確認
以下のコマンドでインストール時のオプションを確認します。
cd /usr/ports/www/apache24
make config
デフォルトでチェックが入っていますので、意識的に外していなければチェックされていると思いますが
「CGI」もしくは「CGID」のどちらかもしくは両方にチェックが入っていることを確認します。意味が分からない人は両方チェックしておけば無難です。
チェックがはいっていなければ、チェックをいれて「make clean」「make」「make reinstall」します。
「The default MPM Module」のどれにチェックが入っているかを確認しておきます。外れていればチェックして再インストール。
3 つの中は択一ですのでどれかひとつしかチェックできません。
3. p5-CGI インストール
portversion -v | grep p5-CGI
で p5-CGI がインストールされているかを確認します。
インストールされていなければインストールします。
cd /usr/ports/www/p5-CGI
make
make install
オプションは「EXAMPLES」のみなので、デフォルトのままで、構いません。
4. httpd.conf の編集
vi /usr/local/etc/apache24/httpd.conf
<IfModule !mpm_prefork_module>
#LoadModule cgid_module libexec/apache24/mod_cgid.so
</IfModule>
<IfModule mpm_prefork_module>
#LoadModule cgi_module libexec/apache24/mod_cgi.so
</IfModule>
165、168行のコメントをはずします。
<IfModule mime_module>
からはじまる行のうち
#AddHandler cgi-script .cgi
のコメントをはずします。
「.pl」という拡張子を「cgi」として使うのであれば
AddHandler cgi-script .cgi .pl
と後ろに、追加します。
「/usr/local/etc/apache24/httpd.conf」とその派生ファイル (「Includes/*.conf」や「Includes/*.conf」)のうち
<Directory "ディレクトリ名">
で定義しているディレクトリのうち、「cgi」を動作させたいディレクトリの
Options ・・・
の行に
Options ・・・ +ExecCGI
を加えます。
再起動します。
service apache24 graceful
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