FreeBSD 11.1 RELEASE - apache24 - postgreSQL - 概要・初期設定
- 1. 概要
- 2. ports
- 3. コンフィグレーションファイル更新
- 4. データベースの初期化と起動
1. 概要
PostgreSQL は、FreeBSD 上で動く、リレーショナルデータベースです。
データベースといえば、Oracle が有名ですが、Oracle は Linux のサポートを始めたようですが、FreeBSD はサポートされていません。
しかも、有償で個人では手が出せない金額です。
PostgreSQL は標準的な、SQL コマンドはほとんど実装されています。
大規模なデータベースでも実用的にはなんら不自由は感じない優秀なデータベースです。
2. ports
バージョン 9.6 をインストールしてみることにします。
/usr/ports/databases/postgresql96-client/
/usr/ports/databases/postgresql96-server/
server、client 間には依存関係が存在しますので、server をインストールすれば client も自動的にインストールされます。
cd /usr/ports/databases/postgresql96-server/
make config
特にオプションの変更は不要です。
cd /usr/ports/databases/postgresql96-server/
make
make install
3. コンフィグレーションファイル更新
PostgresSQL が起動できるように
/etc/rc.conf
を編集します。
以下の1行を追加します。
postgresql_enable="YES"
4. データベースの初期化と起動
バージョン 9.6 では、boot スクリプトに関して、オプションが 3、パラメータが 8 用意されています。代表的に使用するパラメータについて説明しておきます。
service postgresql start 起動
service postgresql stop 停止
service postgresql restart 再起動
service postgresql initdb 初期化
service postgresql status ステータスの確認
まず、最初に、データベースの初期化と起動を行います。
service postgresql initdb
service postgresql start
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