FreeBSD 11.1 RELEASE - apache24 - cgi を動作させる
「apache24」は、「cgi」を動作させるための手順が、「apache22」よりいささか多くなっています。
- 1. インストール時のオプションの確認
- 2. httpd.conf の編集
1. インストール時のオプションの確認
以下のコマンドでインストール時のオプションを確認します。
cd /usr/ports/www/apache24
make config
デフォルトでチェックが入っていますので、意識的に外していなければチェックされていると思いますが
「CGI」もしくは「CGID」のどちらかもしくは両方にチェックが入っていることを確認します。意味が分からない人は両方チェックしておけば無難です。
チェックがはいっていなければ、チェックをいれて「make clean」「make」「make reinstall」します。
「The default MPM Module」のどれにチェックが入っているかを確認しておきます。外れていればチェックして再インストール。
3 つの中は択一ですのでどれかひとつしかチェックできません。
2. httpd.conf の編集
/usr/local/etc/apache24/httpd.conf
で
<IfModule !mpm_prefork_module>
#LoadModule cgid_module libexec/apache24/mod_cgid.so
</IfModule>
<IfModule mpm_prefork_module>
#LoadModule cgi_module libexec/apache24/mod_cgi.so
</IfModule>
のうちどちらか、もしくは両方のコメントをはずします。
<IfModule mime_module>
からはじまる行のうち
#AddHandler cgi-script .cgi
のコメントをはずします。.pl という拡張子を cgi として使うのであれば
AddHandler cgi-script .cgi .pl
と後ろに、追加します。
/usr/local/etc/apache24/httpd.conf とその派生ファイル (Includes/*.conf や Includes/*.conf)のうち
<Directory "ディレクトリ名">
で定義しているディレクトリのうち、cgi を動作させたいディレクトリの
Options ・・・
の行に
Options ・・・ +ExecCGI
を加えます。
設定ファイルのチェックを行って問題がなければ再起動します。
/usr/local/etc/rc.d/apache24 configtest
/usr/local/etc/rc.d/apache24 restart
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