FreeBSD 11.1 RELEASE - apache24 - SSL 認証情報の作成
- 1. 概要
- 2. 認証ファイルの作成
1. 概要
apache24 には SSL の仕掛けが標準で梱包されています。
ports インストール時のオプションで「SSL」にチェックを入れていれば、設定を行うだけで SSL を有効にすることが可能です。
SSL 用の認証情報を作成します。
2. 認証ファイルの作成
SSL を有効にする手順の最初に認証ファイルを作成します。
認証ファイルを作成しなくとも https で通信することはできますが、外部公開しないセキュアなサイトを作成するには、認証ファイルがないと不十分です。
オープンなサイトでは、認証証明書のファイルを作成して、認証証明書発行機関に署名してもらう必要がありますが、ここでは、プライベートな、SSL サイトを立ち上げる方法について記述します。
以下の手順で進めていくと、クライアントマシンに証明書がなければ、開けないというサイトになります。
クライアント証明書を、手渡しでしか渡さないように決めておけば、仲間内以外には、まず閲覧できないサイトになります。
認証ファイルの作成に関しては「FreeBSD - メンテナンス・トラブルシュート - SSL(Secure Sockets Layer)」の項をご参照ください。
上記の手順のうち、自前で認証ファイルを作成すると /etc/ssl/demoCA の配下に以下のファイルができているはずです。
|-- cacert.pem
|-- cert.pem ← ①CA証明書
|-- crl
|-- index.txt
|-- index.txt.attr
|-- index.txt.old
|-- newcerts
| |-- 01.pem
| `-- user.pfx ← ④クライアント認証ファイル
|-- newkey.pem ← ②ホストキー
|-- newreq.pem
|-- nokey.pem ← ③パスワードなしホストキー
|-- private
| `-- cakey.pem
|-- serial
`-- serial.old
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