FreeBSD 11.1 RELEASE - qmail - ezmlm - カスタマイズ
1. 手動でメーリングリストへ登録する あなたが知っているメールアドレスの持ち主で、ぜひメーリングリストへ参加してもらいたい人がいる場合、手動でメーリングリストに登録することが出来ます。 メーリングリストに参加してもらいたい人のメールアドレスが仮に user@hogohoge.jp だとすると > ezmlm-sub /var/qmail/alias/test user@hogohoge.jp というコマンドで、参加してもらうことが出来ます。 これはくれぐれも悪用しないでください。欲しくないメールマガジンを貰うものほど嫌なものはありません。現在は法整備もある程度なされていますので、犯罪行為になることもあります。 2. メーリングリストへの加入者を確認する メーリングリストに加入している人を確認するには、 > ezmlm-list /var/qmail/alias/test | sort というコマンドを打ちます。するとメーリングリストの加入者が表示されます。 3. Reply-To について メーリングリストのメールに、Reply-To ヘッダをつけるかどうかについては、いろんな方のいろんな意見があります。 わたしの基本的なスタンスは 内輪だけのメーリングリストでは、Reply-To をつけるべきである。 不特定多数が相手のメーリングリストでは、参加者の総意に沿うように、つけるかつけないかを決める。 メーリングリストの機能を利用してメールマガジンを発行する場合は、Reply-To をつけてはいけない。 です。 とにかく、一番あかんと思うのは、メールマガジンのメールに Reply-To でメーリングリストのアドレスをつけるな!っちゅうことです。 よく、お馬鹿なメールマガジン発行者が Reply-To でメーリングリストのアドレスをつけているものだから、ユーザのひとりが「こんなメールはいりませんよ」と返信メールを出すと、それが全員に送られるもんだから、送られた方まで返信で「わたしはこんなメールを出した覚えはありませんよ」などと書いたりして、収集のつかないことになっているのを見かけることがあります。 メールマガジンの受信者は、素人と考えるべきなのですから、これは、Reply-To をつけている管理者が悪いっっ! ということで、Reply-To のつけ方は、ここではあえて説明しません。悪しからず。 4. 連番をつける メーリングリストでよく Subject に [メーリングリスト名 番号] という形式で、連番をつけているのを見かけます。 ここでは、その連番をつける方法を説明します。 メーリングリストに投稿されたメールに連番をつけるには、/var/qmail/alias/test/prefix というファイルを開いて(test はメーリングリスト名です) [test] の個所を [test #] と書き換えてください。こうすることにより、連番が設定されるようになります。
> ezmlm-sub /var/qmail/alias/test user@hogohoge.jp
> ezmlm-list /var/qmail/alias/test | sort
内輪だけのメーリングリストでは、Reply-To をつけるべきである。 不特定多数が相手のメーリングリストでは、参加者の総意に沿うように、つけるかつけないかを決める。 メーリングリストの機能を利用してメールマガジンを発行する場合は、Reply-To をつけてはいけない。
[test]
[test #]