FreeBSD 11.1 RELEASE - qmail - メールログの出力先変更
通常の運用では必要のない設定です。メールのログを保持しておく場所やローテーションを変更するときの設定です。
- 1. 出力先変更
- 2. ログローテーション変更
1. 出力先変更
ログの出力先は /etc/syslog.conf に記述してあります。
デフォルトでは
mail.info /var/log/maillog
となっています。/var/log から /var/log/mail に変更するには
まず、
でディレクトリを作成して、空のログファイルを作成しておきます。
mkdir /var/log/mail
touch /var/log/mail/maillog
その上で /etc/syslog.conf の記述を
mail.* /var/log/mail/maillog
に変更します。
2. ログローテーション変更
ログローテーションは /etc/newsyslog.conf に記述してあります。
デフォルトでは
/var/log/maillog 640 7 * @T00 JC
となっています。これは毎日00:00にローテーションして、7日分の過去ログを保持。過去ログは圧縮ファイルで持つ設定です。
これを、毎日00:00のローテーションで30日分保持し、過去ログを圧縮しないようにするには
/var/log/mail/maillog 640 30 * @T00 B
と記述します。
以上の設定を終えたら、再起動すれば設定が有効になります。
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