FreeBSD 11.1 RELEASE - インストール - マウントポイントの作成 この項、前項の続きですが、パーティションの入力で「Auto (UFS)」を選んでいれば本項は飛ばしてください。
1. マウントポイントの作成 前項で、FreeBSD に割り当てる領域を設定していれば、その領域を選択状態にし [C] でマウントポイントを作成していきます。
FreeBSD に割り当てる領域を設定して [OK] を押下していきます。 前項で「Manual」を選んだもののここで Cancel して [A] で自動的にマウントポイントを割り当てることもできます。
マウントポイントの設定方法は、管理者の設計思想によるものですが、わたしの設定方法は、ハンドブックでおすすめしている方法とは異なりますが、参考までに紹介しておきます。例題で紹介しているのは仮にディスクの全領域を 40GB とした場合です。
boot領域 boot 用の領域は、起動用ディスクの場合、ルートラベルを作成したときに自動的に割り当てられます。 ルートラベル / ディスク内のすべてのディレクトリのルートになります。 細かくマウントポイントを分けない場合は、ここに全領域を割り当てることも可能です。 スワップラベル swap 実装メモリの2倍以上のサイズを目安に割り当てます。 ユーザラベル /home おもにログインユーザ用の領域です。 変更情報ラベル /var ログファイル等の領域です。 システムユーザラベル /usr 実行モジュールやライブラリ用の領域です。
作成できたら、Finish で [F] を押下します。 確認画面が出てきますので、問題がなければ [Commit] にカーソルをあてて [Enter] を押下します。
自動的にディスクがフォーマットされ、システムファイルがインストールされます。 進行状況を示す画面が以前に比べてほんの少しカラフルになっています。