FreeBSD 11.0 RELEASE - postgreSQL - 初期設定

 クラウディア
1. ports
2. コンフィグレーションファイル更新
3. データベースの初期化と起動

1. ports

 話が前後してしまうかもしれませんが、php をインストール時に postgreSQL を有効にすると postgreSQL のバージョンが、php 側で決定されてしまいます。  postgreSQL のバージョンを特に指定してインストールしたい場合は、先に postgreSQL をインストールすべきです。  バージョン 9.6 をインストールしてみることにします。
/usr/ports/databases/postgresql96-client/
/usr/ports/databases/postgresql96-server/
 serverclient 間には依存関係が存在しており、server をインストールすれば client も自動的にインストールされます。

2. コンフィグレーションファイル更新

 PostgresSQL が起動できるように /etc/rc.conf を編集します。  以下の1行を追加します。

postgresql_enable="YES"

3. データベースの初期化と起動

 バージョン 9.6 では、boot スクリプトに関して、オプションが 3、パラメータが 8 用意されています。代表的に使用するパラメータについて説明しておきます。

/usr/local/etc/rc.d/postgresql start      ← 起動
/usr/local/etc/rc.d/postgresql stop       ← 停止
/usr/local/etc/rc.d/postgresql restart    ← 再起動
/usr/local/etc/rc.d/postgresql initdb     ← 初期化
/usr/local/etc/rc.d/postgresql status     ← ステータスの確認
 まず、最初に、データベースの初期化と起動を行います。

/usr/local/etc/rc.d/postgresql initdb
/usr/local/etc/rc.d/postgresql start