6. FreeBSD 11.2 RELEASE - qmail - メール配送設定 procmail
- 6.1 概要
- 6.2 基本設定
- 6.3 詳細な設定を行うには
6.1 概要
ウィルススキャンの結果ウィルス判定したものを破棄したり、あるメールアドレスからのメールを別のメールアドレスに転送したり、受信したメールの振り分けを行いたいことは多々あります。
/home/ユーザ名/.qmail に記述することであることである程度はできますが、少し応用の聞いた処理をしたいときは、procmail を使用します。
procmail のインストールは「1. 初期設定」のところで一緒にインストールするように記述していますので、ここを読んだ方は既にインストール済かと思います。
本項の多くは「Procmail の紹介とレシピの書き方」を参考にさせていただいております。
6.2 基本設定
とりあえず、何の転送をしないにしても後で設定できるようにしておくには
/home/ユーザ名/.procmailrc というファイルを作成して
PATH=/usr/bin:/usr/local/bin
MAILDIR=$HOME/Maildir/
DEFAULT=$MAILDIR
と記述しておきます。ちなみにこの /home/ユーザ名/.procmailrc に記述する内容をレシピと言うそうです。
次に /home/ユーザ名/.qmail を以下のように書き換えます。
| /var/qmail/bin/preline /usr/local/bin/procmail ./.procmailrc
とりあえずは、ここまでで OK。再起動も何も必要ありません。
このデフォルトを以降の新規ユーザにすべて適用するには
/usr/share/skel/dot.qmail
/usr/share/skel/dot.prcomailrc
を作成して、先ほどと同じ内容を記述しておきます。
6.3 詳細な設定を行うには
詳細な設定を行うには「メンテナンス・トラブルシュート - メールサーバ - procmail」をご参照ください。
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