FreeBSD 10.2 RELEASE - Mantis - インストール


 クラウディア


1. ports
2. apache 定義ファイル作成
3. データベースの作成
4. 初回起動時の設定

1. ports


/usr/ports/databases/mantis
 「Mantis」は、「apache」「MySQL」を必要とします。  「apache」のインストールについては「ウェブサーバ」を参考にしてください。  「MySQL」のインストールについては「データベース (MySQL)」を参考にしてください。

2. apache 定義ファイル作成

 インストールが終わると /usr/local/www/mantis というディレクトリが作成されています。  ここにアクセス可能となるように /usr/local/etc/apache24/Includes/mantis.conf ファイルを作成して下記のように記述します。

Alias /mantis/ "/usr/local/www/mantis/"

<Directory "/usr/local/www/mantis/">
    Options None
    AllowOverride None

    Require all granted
</Directory>
 例では特にアクセス制限をかけていませんが、プロジェクトのメンバにしかアクセスできないような設定を行うことが必要です。

3. データベースの作成

 mantis の管理者とするユーザを先に決めて、データベースを作成し、管理者ユーザにすべての権限を与えておきます。

4. 初回起動時の設定

 Apache を再起動して http://ドメイン名/mantis/ にアクセスすると初期設定画面が表示されます。

 ①データベースを選択します。
  今や mySQL 以外のものも主なデータベースは使用できるようです。
 ②ホスト名をドメイン名、Alias、IPアドレスのいずれかで入力します。
 ③データベースの OWNER 用のユーザ名を入力します。
 ④③のパスワードを入力します。
 ⑤データベース名を入力します。
 ⑥データベース管理者のユーザ名を入力します。
 ⑦データベース管理者のパスワードを入力します。
 ⑧ここにチェックをいれるとデータベースを作成せず、作成する SQL を出力します。
 ⑨①~⑦までの入力が終わったら押します。

 おおむね以下のような表示が出力されれば OK です。


 下記の表示があります。


 /usr/local/www/mantis/config_inc.php.sample を /usr/local/www/mantis/config_inc.php にコピーし


$g_hostname      = 'localhost';
$g_db_username   = 'mantisdbuser';
$g_db_password   = '';
$g_database_name = 'bugtracker';
$g_db_type       = 'mysql';
 上記の部分を表示内容に書き換えます。  もう一点、先頭の方の行($g_hostname の前でいいと思います)

$g_default_language = 'japanese';
の1行を加えます。これで日本語化されます。バージョンによっては

$g_default_language = 'japanese_utf8';
 と記述する場合もあるようです。  次に、「http://ドメイン名/mantis/」にアクセスすると下記のログイン画面が表示されるようになります。

 管理者としてログインし初期設定を行います。


earthcar(アースカー)
それがだいじWi-Fi