FreeBSD 10.2 RELEASE - apache ログ解析ツール - webalizer


 クラウディア


1. ports
2. apache 定義ファイルの編集
3. webalizer.conf の編集
4. 解析ファイルの作成

1. ports

 「FreeBSD 8.4 -RELEASE」では

/usr/ports/japanese/webalizer
 「FreeBSD 9.3 RELEASE」では

/usr/ports/www/webalizer
 となっていますが、バージョン表示やオプションのつき方から見て同じもののようです。  オプションで、「WEBALIZER_CONV」を有効にすることにより、日本語の文字化けを防ぎます。

2. apache 定義ファイルの編集

 解析結果を見る場所を「/usr/local/www/webalizer/」とし、その URL を「http://www.hogehoge.ne.jp/」とするならば、  apache の定義ファイルを作成してアクセスできるようにします。  定義ファイルを仮に「/usr/local/etc/apache22/Includes/webalizer.conf」として以下のように編集します。

Alias /webalizer 	"/usr/local/www/webalizer/"

<Directory "/usr/local/www/webalizer/">
    DirectoryIndex  index.html
    Options ExecCGI
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all      ← all でなく IPアドレスは絞るべきです
</Directory>

3. webalizer.conf の編集

 /usr/local/etc/ に webalizer.conf-dist というコンフィグレーションファイルのサンプルがあります。これを webalizer.conf にコピーして編集します。  最低限必要な編集は下記の通りです。

LogFile    /xxx ← ログのファイル名を絶対パスで記述します(ワイルドカード可)
OutputDir  /xxx ← 例題に沿えば /usr/local/www/webalizer です

4. 解析ファイルの作成

 解析ファイルを出力します。

> /usr/local/bin/webalizer -c /usr/local/etc/webalizer.conf
 結果がうまく作成されれば http://www.hogehoge.ne.jp/ にアクセスすることでログの解析結果を見ることができるようになります。  あとはこれらの一連の作業をスクリプト化して crontab に記述することで、定期的にログ解析することができるようになります。

earthcar(アースカー)