FreeBSD 10.2 RELEASE - Subversion - 基本設定


 クラウディア


1. ports
2. リポジトリの作成
3. WEBアクセス設定
4. クライアントプログラム (TortoiseSVN)

1. ports

 ここでは、httpsを通して、subversion のリポジトリにアクセスする方法を説明しますので、apache とともにインストールします。
/usr/ports/www/apache24
/usr/ports/www/mod_dav_svn
/usr/ports/devel/subversion
 apache のインストールについては「ウェブサーバ apache」を参考にしてください。  ここで重要なのは「/usr/ports/www/mod_dav_svn」です。https で必要なモジュールで、以前は、subversion のオプションで選択できていたのですが、現在ではオプションから選択肢が消えています。別途インストールすることになるので注意してください。mod_dav_svn は subversion と依存関係があるため、mod_dav_svn をインストールすると同時に subversion もインストールすることになります。  suvbersion のリポジトリを別のバックアップサーバに同期させる場合は、「/usr/ports/devel/subversion」のオプションで必ず「SERF」にチェックをいれてください。

2. リポジトリの作成

 リポジトリの名前を hogehoge、配置する場所を /usr/local/www/svn とします。

> mkdir /usr/local/www/svn
> svnadmin create /usr/local/www/svn/hogehoge
> chown -R www:www /usr/local/www/svn/hogehoge
リポジトリの作成はこれだけです。

3. WEBアクセス設定

 WEB経由でアクセスできるように設定します。/usr/local/etc/apache22/Includessvn.confというファイルを作成して以下のように記述します。

<Location /svn>
    <IfModule dav_module>
	DAV svn
	SVNParentPath 	/usr/local/www/svn
    </IfModule>

    AuthType Basic
    AuthName "Subversion hogehoge"
    AuthUserFile /usr/local/www/svn/passwd
    Require valid-user

    SSLRequireSSL
    SSLVerifyClient require
    SSLVerifyDepth 1
    SSLRenegBufferSize 100000000

    <LimitExcept GET PROPFIND OPTIONS REPORT>
        Require valid-user
    </LimitExcept>

    Order Allow,Deny
    Allow from all
</Location>
9行目  パスワードを設定する場合です。  パスワード設定については「apache - アクセス制限 - パスワードによって制限をかける」を参照。  ここまで記述したら

/usr/local/etc/rc.d/apache22 configtest
 で異常がないことを確認して

/usr/local/etc/rc.d/apache22 restart
 で apache を再起動します。

4. クライアントプログラム (TortoiseSVN)

 「Windows」クライアントマシンから、「Subversion」サーバにアクセスする方法については、「TortoiseSVN(Subversion クライアントソフト)」に説明してありますので、参考にしてください。

earthcar(アースカー)