FreeBSD 10.2 RELEASE - インストール - インストールしておきたいツール


 クラウディア


1. tree
2. vim

1. tree

 MSDOS にも同じコマンドがあります。
/usr/ports/sysutils/tree
 で ports をインストールします。

> cd /aaa/bbb
> ls
.       ..      bbb.txt
> cd /aaa/ccc
> ls
.       ..      bbb.txt
 という状況にあるとき、tree を使用すれば

> cd /aaa
> tree
.
|-- bbb
|   `-- bbb.txt
`-- ccc
    `-- bbb.txt

2 directories, 2 files
 というようにディレクトリの tree 構造を表示することができます。

2. vim

 unix には標準で、vi エディタが実装されています。emacs という高機能エディタをインストールすることもできます。  基本的なエディタはクライアントマシンの別のエディタを使用するということであれば、これらのエディタを使用することはありませんが、どうしても FreeBSD 側でエディタを使用する場面は多々あります。そういうときに emacs を使うほどのことはないが、漢字を使用したいことがあります。vim は vi の発展系で漢字の使えるエディタですので、これをインストールしておくと便利です。
/usr/ports/editors/vim
 CUI でしか使用しないのであれば、オプションで User Inteface を「CONSOLE Console/terminal mode」にしておきます。  複数の文字コードを使う場合、エディタ上で、「:」を入力して、コマンドモードで

:e ++enc="文字コード形式、UTF8 であれば utf8"
 とやれば変更できます。  vim で編集すると毎回「ファイル名~」というバックアップファイルが自動的に作成されます。バックアップファイルが不要であれば、コマンドモードで

:set nobackup
とします。  タブ設定は unix のデフォルト 8 になっていますがこれを変更する場合は

:set tabstop=タブの文字数 4 にするのであれば 4
 とします。  これらをデフォルトの設定にするには ~/.vimrc を編集(なければ作成)して

:e ++enc=utf8
:set nobackup
:set tabstop=4
 と記述しておきます。

earthcar(アースカー)