FreeBSD 9.3 RELEASE - unbound・nsd - unbound

クラウディア 
 独自ドメインを使用して、サーバを構築する場合でも、DNSキャッシュサーバの役割はさほど高くないと思っています。  自分がプロバイダでもない限りは、プロバイダから DNSキャッシュサーバは公開されますし、DNSキャッシュサーバを立てなくても FreeBSD 自身の resolv.conf に DNSキャッシュサーバのアドレスを記述しておけば、外部のDNSを探しに行くことは可能であるからです。
1. ports
2. unbound.conf 設定
3. /etc/rc.conf 設定

1. ports

 FreeBSD 10.0-RELEASE では unbound は、デフォルトでインストールされており、起動スクリプトも /etc/rc.d/local_unbound というものが用意されているようですが、DNSサーバの更新頻度等を考慮すれば、ports からインストールして使用するのがよいと思っています。
/usr/ports/dns/unbound

2. unbound.conf 設定

 インストール後、/usr/local/etc/unbound/unbound.conf.sample というファイルができていますので、これを unbound.conf にコピーして使用します。  基本的な設定は以下のように記述します。

server:
    interface: 0.0.0.0                    ← クライアントに提供するインターフェースのIPアドレス
    access-control: 192.168.0.0/24 allow  ← サーバ機能を提供することを許可するIPアドレス
 設定した内容は以下のコマンドでチェックします。

/usr/local/sbin/unbound-checkconf
 以下のように誤りがないことが表示されれば問題がありません。

unbound-checkconf: no errors in /usr/... ← 右端にはチェックした設定ファイル名がフルパスで表示されます

3. /etc/rc.conf 設定

 /etc/rc.conf に1行を追加します。

unbound_enable="YES"
 unbound を起動します。

/usr/local/etc/rc.d/unbound start
earthcar(アースカー)