FreeBSD 9.3 RELEASE - webalizer
「webalizer」は、ウェブサーバのログを解析して、グラフ表示してくれるツールです。
- 1. ports
- 2. apache 定義ファイルの編集
- 3. webalizer.conf の編集
- 4. 解析ファイルの作成
1. ports
「FreeBSD 8.4 -RELEASE」では
/usr/ports/japanese/webalizer/
「FreeBSD 9.3 -RELEASE」では
/usr/ports/www/webalizer/
となっていますが、バージョン表示やオプションのつき方から見て同じもののようです。
オプションで、WEBALIZER_CONV を有効にすることにより、日本語の文字化けを防ぎます。

2. apache 定義ファイルの編集
解析結果を見る場所を /usr/local/www/webalizer/ とし、その URL を http://www.hogehoge.ne.jp/ とするならば、
apache の定義ファイルを作成してアクセスできるようにします。
定義ファイルを仮に /usr/local/etc/apache22/Includes/webalizer.conf として以下のように編集します。
Alias /webalizer "/usr/local/www/webalizer/"
<Directory "/usr/local/www/webalizer/">
DirectoryIndex index.html
Options ExecCGI
AllowOverride None
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
8行目:all ではなく IP アドレスは絞るべきです。
3. webalizer.conf の編集
/usr/local/etc/ に webalizer.conf-dist というコンフィグレーションファイルのサンプルがあります。これを webalizer.conf にコピーして編集します。
最低限必要な編集は下記の通りです。
LogFile /xxx ← ログのファイル名を絶対パスで記述します(ワイルドカード可)
OutputDir /xxx ← 例題に沿えば /usr/local/www/webalizer です
4. 解析ファイルの作成
解析ファイルを出力します。
/usr/local/bin/webalizer -c /usr/local/etc/webalizer.conf
結果がうまく作成されれば「http://www.hogehoge.ne.jp/」にアクセスすることでログの解析結果を見ることができるようになります。
あとはこれらの一連の作業をスクリプト化して crontab に記述することで、定期的にログ解析することができるようになります。
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