- 1. 設定
- 2. ホスト名設定
- 3. インタフェース設定
- 4. ゲートウェイ設定
- 5. ネームサーバ設定
- 6. 設定の確認
1. 設定
以下の作業をrootユーザ権限で行います。(以前は sysinstall で記述していましたが、9.3-RELEASE の時点で bsdconfig が使用可能です)
bsdconfig
↓ キーで下へ移動して「Network Management」を選択します。
2. ホスト名設定
『Hostname/Domain』を選択します。
ホスト名を入力して「OK」
3. インタフェース設定
前画面に戻って『Network Inertfaces』を選択します。
設定するデバイスを選択して「OK」
『ipaddr』を選択して[Enter]
IP アドレスを入力します。
『netmask』も同様の手順で入力します。
4. ゲートウェイ設定
また前の画面に戻って『Default Router/Gateway』を選択します。
ゲートウェイのアドレスを設定します。
5. ネームサーバ設定
また前画面で『DNS nameservers』を選択します。
現在の設定で問題なければそのままですし、追加するものがあれば『Add』を選択して
IP アドレスを入力します。

すべての設定が終われば『Exit』をたどって終了します。
6. 設定の確認
> ifconfig NIC名
と入力します。するとおおむね下記のようなメッセージが表示されるはずです。
"NIC名": flags=8843>UP,BROADCAST,RUNNING,SIMPLEX,MULTICAST< mtu 1500
inet 192.168.0.2 netmask 0xffffff00 broadcast 192.168.0.255
inet6 fe80::2c0:dfff:fee0:c32b%ed0 prefixlen 64 scopeid 0x1
ether 00:c0:df:e0:c3:2b
ここで肝心なのは、2行目です。
2行目に適切なネットワークアドレス、ネットマスク、ブロードキャストアドレスが表示されていれば問題ありません。
次に [ping] コマンドでルータとネットワークでつながっているか確認します。
> ping 192.168.0.1
と入力します。以下のように答えが返ってくればOKです。
PING 192.168.0.1 (192.168.0.1): 56 data bytes
64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=0 ttl=64 time=1.084 ms
64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=1 ttl=64 time=1.026 ms
64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=2 ttl=64 time=1.035 ms
64 bytes from 192.168.0.1: icmp_seq=3 ttl=64 time=1.053 ms
^C
--- 192.168.0.1 ping statistics ---
4 packets transmitted, 4 packets received, 0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 1.026/1.050/1.084/0.022 ms
Windows の ping コマンドと違って、FreeBSD では止めないといつまでたっても ping を発行しつづけますので、[Ctrl-C] で止めます。
いつまでたっても、答えが返ってこないようだとネットワークの設定に失敗しているか、ルータの設定に失敗しているか、ケーブルが正常に接続されていないかのいずれかです。調べてみてください。
以上で、ネットワークの設定終了です。
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