FreeBSD 8.4 RELEASE - jman 日本語 man
「FreeBSD」のデフォルトの「man」(=manual) は、英語で表記されています。
これを和訳された、えらい方々が大勢います。ありがたくその恩恵に浴しましょう。
「わたしは英語が得意である」という人は、この章は読む必要がありませんので、読み飛ばしてください。
- 1. ports
- 2. .cshrc の編集
1. ports
ports 名がわかりにくく、 whereis では検索できないかと思いますので記述します。
下に示す4つを手にいれます。
ja-man → /usr/ports/japanese/man/
ja-man-doc → /usr/ports/japanese/man-doc/
ja-less → /usr/ports/japanese/less/
ja-groff → /usr/ports/japanese/groff/
ja-man と ja-less、ja-groff は依存関係にあるので、ja-man をインストールした時点で同時に ja-less、ja-groff がインストールされます。
2. .cshrc の編集
ports を手に入れたら、shell が csh や tcsh であれば、
> setenv LANG ja_JP.eucJP
> setenv PAGER jless
sh や bash であれば、
> LANG=ja_JP.eucJP
> export LANG
> PAGER=jless
> export PAGER
と環境変数を変更してみてください。
そして
> jman jman
とコマンドを打つと日本語の man が見えるはずです。
ただし、このままだとログインしなおすたびに、環境変数を設定しなければなりません。いつも、日本語 man を使いたい人は、/home/user/.cshrc を編集しておきましょう。
先ほどと同じように、shell が csh や tcsh であれば、.cshrc に
setenv LANG ja_JP.eucJP
setenv PAGER jless
sh や bash であれば、.shrc または .bashに
LANG=ja_JP.eucJP
export LANG
PAGER=jless
export PAGER
という行を追加してください。
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