sway - 共通事項 - バー・メニュー - Garuda Linux

 クラウディア
1. 概要
2. インストール
3. バー設定
4. メニュー設定

1. 概要

 「Garuda Linux」では、デフォルトで「nwg-drawer」というメニューが設定してあります。  同じものかどうか、まだ(2022年3月14日)調べていませんが、「Wayfire」のメニューとよく似ています。  こんなの
「sway Garuda Linux 211129」-「デフォルトのメニュー」

 わたしは、こんな大雑把なメニューは、嫌いなのだ。
 「FreeBSD」と同様、メニューは、「jgmenu」、アイコンは「papirus」を使用することにします。

2. インストール

 「root」ユーザ権限で。

yes | pacman -S jgmenu papirus-icon-theme
 インストール後、ログインユーザで「jgmenu」のコンフィグレーションファイルを作成しておきます。

jgmenu_run init

3. バー設定

 以下。ログインユーザで。  「waybar」のフォントとサイズを変更します。

vi ~/.config/waybar/style.css

* {
    color: #eceff4;
    border: 0;
    border-radius: 0;
    padding: 0 0;
    font-family:UbuntuMono;
    font-size: 15px;
    margin-right: 5px;
    margin-left: 5px;
    padding-bottom:3px;
   }
 48、49行を下記へ変更します。

    font-family: "MigMix 1M", UbuntuMono;
    font-size: 12px;
 「nwg-drawer」を「jgmenu」と置き換えます。

vi ~/.config/waybar/config

},
     "custom/launcher": {
        "format":"?  ",
        "on-click": "exec nwg-drawer -c 7 -is 70 -spacing 23",
        "tooltip": false,
},
 136行目を下記へ書き換えます。

        "on-click": "exec jgmenu_run",
 「sway」をリロード(mod+Shift+R)すれば、「nwg-drawer」の代わりに「jgmenu」が、有効になっているはずです。

4. メニュー設定

 「jgmenu」のコンフィグレーションファイルは、デフォルトでは、すべてコメントアウトされていますので、編集後の状態のみ掲載します。  ログインユーザで。

vi ~/.config/jgmenu/jgmenurc
 表示位置をずらします。

menu_margin_x = 20
menu_margin_y = 40
 上に表示。

menu_valign = top
 項目の間隔を少し狭く。

 item_height = 22
 フォントを自分好みに。

font = MigMix 1M bold 9
 アイコンの設定。  「Papirus」は、インストールしたものの、「Garuda」にはユニークなアイコンが設定されているので、下記は、反映しない方がいいかもしれません。

icon_theme = Papirus
 選択行にメリハリをつけて。

color_sel_bg = #ffffff 40
 メニューの説明が冗長なので、説明は割愛。

csv_name_format = %n
 終了メニューを追加します。

sh
cat << 'EOF' >>  ~/.config/jgmenu/append.csv
^sep()
ログアウト,pkill sway,system-log-out
再起動,sudo /sbin/reboot,system-reboot
シャットダウン,sudo /sbin/poweroff,system-shutdown
EOF
exit
 「/sbin/reboot」「/sbin/poweroff」は、「visudo」でパスワードなしで、ログインユーザが実行できるようにしておく必要があります。
earthcar(アースカー)
ネットオークションの相場、統計、価格比較といえばオークファン