qtile - FreeBSD 13.3 RELEASE - 日本語入力

クラウディア 
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. 確認

1. 環境

 日本語入力として、「fcitx5-anthy」を使用します。

2. インストール

 「OctoPkg」で、「fcitx5」を検索して、下記のモジュールをインストールします。 ・fcitx5 ・fcitx5-configtool ・fcitx5-gtk2 ・fcitx5-gtk3 ・fcitx5-gtk4 ・fcitx5-qt5 ・fcitx5-qt6 ・ja-fcitx5-anthy

3. 設定

 「fcitx5」の環境変数を設定します。  「root」ユーザ権限で。

sh
cat << 'EOF' >> /etc/profile

export XMODIFIERS=@im=fcitx5
export XMODIFIER=@im=fcitx5
export GTK_IM_MODULE=fcitx5
export QT_IM_MODULE=fcitx5
export DefaultIMModule=fcitx5
EOF

cat << 'EOF' >> /etc/csh.cshrc

setenv XMODIFIERS       @im=fcitx5
setenv XMODIFIER        @im=fcitx5
setenv GTK_IM_MODULE    fcitx5
setenv QT_IM_MODULE     fcitx5
setenv DefaultIMModule  fcitx5
EOF
exit
 「fcitx5」は、インストールすることで。

/usr/local/etc/xdg/autostart/org.fcitx.Fcitx5.desktop
 が、作成され、通常のデスクトップであれば、自動起動するので、自動起動を明示的に設定する必要はありませんが、「qtile」はそういうわけには、いきません。  起動を設定します。  「qtile - 共通事項」の「自動起動」の項目の設定を行っているものとして。  前回、自動起動のスクリプトの末尾に追加したのですが、今回、末尾ではうまく動作しませんでした。

vi ~/.config/qtile/scripts/autostart.sh
 15行目を追加しています。

#!/bin/sh

run()
{
  if ! pgrep $1 ;
  then
    $@&
  fi
}

if [ -e /usr/local/bin/VBoxClient-all ]; then
    /usr/local/bin/VBoxClient-all
fi

run "fcitx5"
run "tint2"
run xfce4-clipman &
run "nitrogen --restore"
 ログインしなおします。

4. 確認

 ログインしなおして、日本語入力できることを確認しました。
「qtile FreeBSD 13.3」-「日本語入力確認」

 Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で、入力切り替えを行います。
 切替キーを変更する場合は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。

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