- 1. 概要
- 2. スクリプト
- 3. 設定
- 4. rc.lua の記述
- 5. 解像度
1. 概要
これは、「~/.config/autostart」を知らないときに、「FreeBSD」で「conky」をログイン時に、自動起動させるのに苦労した話。
デスクトップの右上に出したいんだが・・・。
「~/.xinitrc」で起動させると、いったん起動した後に、「awesome」が描画して、左上に出てしまう。
つまり、「awesome」自体が、「Conyky」を起動させないとうまくいかないのです。
で、「awesome - ArchWiki」を参考にして、やっと理解できた次第です。
2. スクリプト
「ArcoLinux」「Manjaro」では、以下に記述する内容は、ほぼデフォルトで用意されています。
~/.config/awesome/autostart.sh
つまり、「Arch」系は同じ?
「ArcoLinux」では、システム設定として同じものが下記にあります。
/etc/skel/.config/awesome/autostart.sh
「Manjaro」では、システム設定として同じものが下記にあります。
/etc/skel/.config/awesome/autorun.sh
「FreeBSD」では、元ファイルもないので、作成します。
ログインユーザで。
mkdir -pv ~/.config/awesome
sh
cat << 'EOF' >> ~/.config/awesome/autostart.sh
#!/bin/sh
run()
{
if ! pgrep $1 ;
then
$@&
fi
}
EOF
exit
chmod +x ~/.config/awesome/autostart.sh
本ページ以外も、これを元に追加していく体で記述していますので、ご注意ください。
「run」の関数は、二重起動防止のためにあります。
3. 設定
例えば、「Conky」の自動起動を行う際は
vi ~/.config/awesome/autostart.sh
以下のように記述します。
conky
「xfce4-clipman」あたりは、二重起動すると、エラーのダイアログが表示されちゃいますので
run "xfce4-clipman"
と記述します。
4. rc.lua の記述
vi ~/.config/awesome/rc.lua
末尾に、以下を追加します。
-- Autostart applications
awful.spawn.with_shell("~/.config/awesome/autostart.sh")
これで、「awesome」が起動した後に、スクリプトを実行することになります。
これ、自動起動するプログラムが複数ある場合、「~/.config/awesome/autostart.sh」に加えていけばいいだけなので、便利です。
5. 解像度
解像度の設定も
vi ~/.config/awesome/autostart.sh
もし、「VirtualBox Guest Additions」を起動しているならば、その後の行に、下記の1行を加えます。
run xrandr -s 1366x768
ここでは、「1366」が幅、「768」が高さになります。
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