dwm - FreeBSD 12.4 RELEASE - 日本語入力

1.　概要

2.　インストール

3.　設定

4.　確認

1.　概要

　日本語入力として、「fcitx-mozc」を使用します。

　他のデスクトップでは、のきなみ「fcitx5-anthy」が使えたのですが、「dwm」では、残念ながらうまく使えませんでした。
　「fcitx5-anthy」を断念して。「fcitx-mozc」を使用します。

2.　インストール

　「OctoPkg」で、「fcitx」を検索して、下記のパッケージをインストールします。

	・fcitx-qt5
	・ja-fcitx-mozc
	・zh-fcitx-configtool

3.　設定

　「fcitx」の環境変数を設定します。
　「root」ユーザ権限で。


sh
cat << 'EOF' >> /etc/profile

export XMODIFIERS=@im=fcitx
export XMODIFIER=@im=fcitx
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export DefaultIMModule=fcitx
EOF

cat << 'EOF' >> /etc/csh.cshrc

setenv XMODIFIERS       @im=fcitx
setenv XMODIFIER        @im=fcitx
setenv GTK_IM_MODULE    fcitx
setenv QT_IM_MODULE     fcitx
setenv DefaultIMModule  fcitx
EOF
exit


　「fcitx」の起動を設定します。
　今回は、「SDDM」を使用しています。
　「root」ユーザ権限で。


sh
cat << 'EOF' >> /usr/share/skel/dot.xsession
#
/usr/local/bin/mozc start
fcitx -r -d
EOF
exit


　既存のログインユーザで、


cp /usr/share/skel/dot.xsession ~/.xsession


4.　確認

　ログインしなおして、日本語入力できることを確認しました。

　Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で、入力切り替えを行います。
　Ctrl+Space を無効にする場合は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。