FuryBSD - 12.1 - 共通事項 - 初期設定
1. 概要 そう言えば、インストール時に、キーボードレイアウトの設定がなかった。 いきなり、「US」キーボードではじまるので、「jp106」に慣れているものにとっては、操作しにくいことこの上なし・・・。 2. キーボード設定 システムのキーボードレイアウトを変えるとなると、「root」ユーザでなければならんが、「sudo」「su」ともに有効になっていないうえに、「root」ユーザでグラフィックログインできないようなので、面倒なことこの上ない。 Ctrl+Alt+F1 でコンソールに切り替えて(戻すには Ctrl+Alt+F9)、「root」ユーザでログインします。 vi /etc/rc.conf 先頭行に keymap="jp.106" を入れます。 「US」キーボードなので = は、^ " は、: : は、Shift+; で入力します。 設定後、再起動すれば、とりあえず、キーボードは、「jp.106」で使えます。 3. sudo 設定 「sudo」が使えないと、いろいろと差しさわりがあるので、使えるようにします。 前項で、キーボード設定を変更後、また、コンソールログインで、「root」でログインして visudo root ALL=(ALL) ALL と同様に、権限を与えるユーザについて ユーザ名 ALL=(ALL) ALL を記述します。 4. シャットダウン・再起動 「XFCE」を例にとると、デフォルトの状態では、ログアウトのダイアログで
vi /etc/rc.conf
keymap="jp.106"
visudo
root ALL=(ALL) ALL
ユーザ名 ALL=(ALL) ALL
「シャットダウン」「再起動」が非活性になっています。 これを可能にするには /usr/local/etc/polkit-1/rules.d/05-shutdown.rules /usr/local/etc/polkit-1/rules.d/50-default.rules を読むとわかります。 「root」ユーザ権限で vi /etc/group wheel:*:0:root に続けて、同一行で、カンマで区切って空白を開けずに、許可するユーザの所属グループを記述します。 すると
/usr/local/etc/polkit-1/rules.d/05-shutdown.rules /usr/local/etc/polkit-1/rules.d/50-default.rules
vi /etc/group
wheel:*:0:root
「シャットダウン」「再起動」が活性化します。