NomadBSD - 1.4 - 概要・セットアップ - VirtualBox イメージ作成
- 1. 概要
- 2. 解凍・変換
- 3. 形式変換・拡張
- 4. 設定
1. 概要
「NomadBSD」で提供されている「.img」は、本来、「USB」に書き込んで「USB boot」する目的で作成されています。
わたしは、「VirtualBox」上で動作確認したいので、「VirtualBox」のディスクイメージファイルを作成します。
わたしの使用している環境は、「Windows10 Home veriosn 20H2」「VirtualBox 6.1.18」です。
「VirtualBox 6.1.18」は
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox
にインストールしていますので、以下、その体で記述していきます。
また、コマントプロンプトでコマンドを実行しているのは、「VirtualBox」上の「NomadBSD」作業ディレクトリになります。
なんだか要領を得ていないので、もっと簡単にできるかもしれません。
2. 解凍・変換
ダウンロードした
nomadbsd-1.4.img.lzma
は、「7-Zip」を使用して
nomadbsd-1.4.img
へ解凍して、「VirtualBox」上の「NomadBSD」作業ディレクトリに置きます。
以降の作業で作成する中間ファイルもすべて、作業ディレクトリに置かねばならぬようです。
「.img」ファイルを「.vmdk」へ変換します。
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" internalcommands createrawvmdk -filename nomadbsd-1.4.vmdk -rawdisk nomadbsd-1.4.img
3. 形式変換・拡張
ディスクイメージファイルは、5 GB 弱しかないので、作業できるように拡張します。
「.vmdk」を「.vdi」へ変換
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" clonehd nomadbsd-1.4.vmdk nomadbsd-1.4.vdi -format VDI
ディスクサイズを 128 GB へ拡張。
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" modifyhd nomadbsd-1.4.vdi --resize 131072
4. 設定
「VirtualBox」で、「NomadBSD」の環境をディスクイメージなしで、新規作成します。
作成後に「ストレージ」で、前項で作成した「nomadbsd-1.4.vdi」を割り当てます。

ちなみに「グラフィックスコントローラ」には
「VBoxVGA」を割り当てます。
「無効な設定」と言われますが、「VBoxVGA」でないと「NomadBSD」が、あらかじめ用意してくれている「VirtualBox Guest Additions」が機能してくれません。
|
|