NomadBSD - 1.3.2 - 概要・セットアップ - VirtualBox イメージ作成
- 1. 概要
- 2. 解凍・変換
- 3. 形式変換・拡張
- 4. 設定
1. 概要
「NomadBSD」で提供されている「.img」は、本来、「USB」に書き込んで「USB boot」する目的で作成されています。
わたしは、「VirtualBox」上で動作確認したいので、「VirtualBox」のディスクイメージファイルを作成します。
わたしの使用している環境は、「Windows10 Home veriosn 2004」「VirtualBox 6.1.12」です。
「VirtualBox 6.1.12」は
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox
にインストールしていますので、以下、その体で記述していきます。
また、コマントプロンプトでコマンドを実行しているのは、「VirtualBox」上の「NomadBSD」作業ディレクトリになります。
本項は、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「NomadBSD - 610t's BSD Life」
「VMDK形式のVirtualBoxイメージをVDIにしたら速くなるのか」
「VirtualBoxの仮想ストレージの拡張(Windows) - Qiita」
なんだか要領を得ていないので、もっと簡単にできるかもしれません。
2. 解凍・変換
ダウンロードした
nomadbsd-1.3.2.img.lzma
は、「7-Zip」を使用して
nomadbsd-1.3.2.img
へ解凍して、「VirtualBox」上の「NomadBSD」作業ディレクトリに置きます。
「.img」ファイルを「.vmdk」へ変換します。
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" internalcommands createrawvmdk -filename nomadbsd-1.3.2.vmdk -rawdisk nomadbsd-1.3.2.img
3. 形式変換・拡張
ディスクイメージファイルは、5 GB 弱しかないので、作業できるように拡張します。
「.vmdk」を「.vdi」へ変換
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" clonehd nomadbsd-1.3.2.vmdk nomadbsd-1.3.2.vdi -format VDI
ディスクサイズを 64 GB へ拡張。
"C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxManage.exe" modifyhd nomadbsd-1.3.2.vdi --resize 65536
4. 設定
「VirtualBox」で、「NomadBSD」の環境をディスクイメージなしで、新規作成します。
作成後に「ストレージ」で、前項で作成した「nomadbsd-1.3.2.vdi」を割り当てます。

ちなみに「グラフィックスコントローラ」には
「VBoxVGA」を割り当てます。
「無効な設定」と言われますが、「VBoxVGA」でないと「NomadBSD」が、あらかじめ用意してくれている「VirtualBox Guest Additions」が機能してくれません。
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