デスクトップ環境構築 - Wayfire - 概要

 クラウディア
1. 概要

1. 概要

 「Wayfire」というデスクトップ環境を、初めてさわったのは、「Garuda Linux 200831」であります。  バージョン番号を「200831」としてはいますが、「ArchLinux」の悪しき、ローリングリリースというものによっておるのであって。  明確なバージョンリリースがないので、インストーラは、もっと新しいバージョンであったように思います。  まだ、その辺の事情がわかっていなかったものでね。  何しろ、2021年1月19日のことであります。  「Wayfire」は、日本語のウィキペディアには、2022年2月24日現在、記載がありませぬ。  英語のサイトにも、単独の記述はないようで、「Garuda Linux」の紹介の中で、デスクトップ環境として箇条書きにされているくらいです。  「Way」という接頭辞が示すように、「Wayland」を前提としているようであります。  実は、「FreeBSD」にも「Wayfire」のパッケージは存在するのですが、わたしは「VirtualBox」上で「FreeBSD」の「Wayland」を動作させることができず、まだ「Garuda Linux」以外で、「Wayfire」をさわったことがありません(2022年2月24日)。  タッチパネルを前提として作られているようで、デフォルトの設定では、マウスカーソルが無効にされています。  まぁ、見えないだけで、うまいことカーソルを持っていくと、アイコンは反応するし、クリックでも操作はできますが。  目の見えないような状態なので、操作するのは、非常に困難です。  また、特徴として、「3D」の動作を基本としているので、ダイアログをつかんで、ふると、ゆらゆらと揺れたしします。  まぁ「それがなんだ」ちゅう話なのですが、そういうのを好む人にとっては、たまらなく楽しいのでしょう。