KDE - FreeBSD 11.3 RELEASE - パッケージ管理 OctoPkg
1. 概要 「OctoPkg」は、パッケージ管理の GUI フロントエンドです。 実は、「KDE」ネイティブな「Discover」というパッケージ管理のプログラムがあるのですが・・・。 これはどうも「KDE」のパッケージしか管理していないし、リポジトリも設定されていないので、少なくともそのまま「FreeBSD」では利用できません。 2. インストールと設定 root ユーザで、「pkg」コマンドでインストールします。 pkg install octopkg gksu ただし、これが、「gksu」が機能しない(「kdesu」でもいいとメッセージは出ますが、これもインストールされているのに機能しない模様)。 なので、「octopkg」を「sudo」で起動するように設定します。 前提として、「octopkg」を使用するユーザは、「wheel」グループに所属しているものとします。 まずは visudo で /usr/local/etc/sudoers を編集します。 編集するのは1ヶ所のみ # %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL の先頭を削除して、有効にします。 %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL これで、「wheel」グループ内のユーザは、パスワードなしで、「sudo」が使えます。 次に 「スタート」を右クリックして「アプリケーションを編集」
pkg install octopkg gksu
visudo
/usr/local/etc/sudoers
# %wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
%wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
「システム」「OctoPkg」を選択して 「コマンド」を「octopkg」から「sudo octopkg」に変更して 「保存」
3. 起動 「スタート」→「システム」→「OctoPkg」
起動直後の状態です。
2019年7月25日の時点で、下記のバージョンでした。