- 1. 概要
- 2. mate-utils インストール
- 3. ショートカットキーの設定
1. 概要
何度も書きましたが、「KDE」の画面キャプチャプログラムは、「Spectacle」というものがデフォルトでインストールされておりまして。
「VirtualBox」のクリップボードへ送ることもできます。全画面の画面キャプチャは、何の問題もない。
が、アクティブウィンドウのキャプチャは、例えば、「Okular」のアクティブウィンドウのキャプチャをとると
こんなですわ。
この周りのふにゃふにゃしたものの意味がわからない・・・。
これが素敵でたまらない人がいるのだろうか?
なので、ワタクシ的には、「Spectacle」は、使えないのです。
運よく、そのディストリビューションなり、オペレーティングシステムなりに「mate-utils」のパッケージがあれば、ありがたく使わせていただくのです。
以下、「ArcoLinux 19.06.1 KDE(Plasma)」の画面キャプチャです。
2. mate-utils インストール
インストール方法は、ディストリビューションもしくは、オペレーティングシステムによって異なるので、ここでは記載しません。
とにかく、パッケージ管理で「mate-utils」が、運よく検索出来たらインストールしちゃいます。
3. ショートカットキーの設定
「mate-utils」がインストールできればしめたものです。
元々の「Spectacle」のショートカットキーも無視して、「mate-screenshot」にショートカットキーの割り当てを行います。
以下のように設定します。
Print 全画面のキャプチャ
Ctrl+Print アクティブウィンドウのキャプチャ
(アクティブウィンドウのキャプチャの方は Alt+Print を設定したいのですが、うまくできない)
以下の画面は「ArcoLinux - 19.06.1 - KDE(Plasma)」のものです。
「KDE システム設定」を起動して
「ショートカット」
「カスタムショートカット」「Screenshots」を選択して
「編集」→「New」→「グローバルショートカット」→「コマンド/URL」
名称に「FUll Screen」(このディストリビューションでは、ここで日本語入力が効かない)とでも入力
「トリガ」タブで「なし」の箇所をクリック、入力状態になるので
Print
「割り当て直す」
「アクション」タブで
「mate-screenshot」を入力して
「適用」
同じ要領で
名称に 「Active Window」
「トリガ」に Ctrl+Print
「アクション」に 「mate-screenshot -w」
を設定します。
これで、わたしの意図通りの画面キャプチャがとれるようになります。
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