GNOME - FreeBSD 12.4 RELEASE - 日本語入力

 クラウディア
1. 概要
2. IBus の無効化
3. インストール
4. 設定
5. 確認

1. 概要

 日本語入力として、「fcitx5-anthy」を使用します。

2. IBus の無効化

 「GNOME」に「IBus」がはいっていないと、インストールできなくなっているようで、「IBus」が一緒に入っています。  設定もされており、「IBus」をアンインストールすると、「GNOME」だか「GDM」だかも起動できない。  あらゆるところに

gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.keyboard active false
 としなさいと書かれておるが、実行すると「org.gnome.settings-daemon.plugins.keyboard」なんてものはないと言われる。  「FreeBSD 13.0 RELASE」のときと同様、無茶なことをします。  「root」ユーザ権限で。

mv /usr/local/etc/xdg/autostart/ibus.desktop /usr/local/etc/xdg/autostart/ibus.desktop.bak
mv /usr/local/bin/ibus-daemon /usr/local/bin/ibus-daemon.bak
 ここで、いったん再起動します。

3. インストール

 「OctoPkg」で、「fcitx5」を検索して、下記のモジュールをインストールします。 ・fcitx5 ・fcitx5-configtool ・fcitx5-gtk ・fcitx5-qt ・ja-fcitx5-anthy

4. 設定

 「fcitx5」の環境変数を設定します。  「root」ユーザ権限で。

sh
cat << 'EOF' >> /etc/profile

export XMODIFIERS=@im=fcitx5
export XMODIFIER=@im=fcitx5
export GTK_IM_MODULE=fcitx5
export QT_IM_MODULE=fcitx5
export DefaultIMModule=fcitx5
EOF

cat << 'EOF' >> /etc/csh.cshrc

setenv XMODIFIERS       @im=fcitx5
setenv XMODIFIER        @im=fcitx5
setenv GTK_IM_MODULE    fcitx5
setenv QT_IM_MODULE     fcitx5
setenv DefaultIMModule  fcitx5
EOF
exit
 「fcitx5」は、インストールすることで

/usr/local/etc/xdg/autostart/org.fcitx.Fcitx5.desktop
 が、作成され、「GNOME」であれば、自動起動します。  ログインしなおします。

5. 確認

 ログインしなおして、「fcitx5 設定」を起動し、キーボードレイアウトを下記のように設定します。
「GNOME FreeBSD 12.4」-「fcitx5 設定」

 日本語入力できることを確認しました。

「GNOME FreeBSD 12.4」-「日本語入力確認」

 Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で、入力切り替えを行います。
 切替キーを変更する場合は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。

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