GNOME - FreeBSD 13.1 RELEASE - 日本語入力
- 1. 概要
- 2. IBus の無効化
- 3. インストール
- 4. 設定
- 5. キーボードレイアウト
- 6. 確認
1. 概要
日本語入力として、「fcitx5-anthy」を使用します。
2. IBus の無効化
「GNOME」に「IBus」がはいっていないと、インストールできなくなっているようで、「IBus」が一緒に入っています。
設定もされており、「IBus」をアンインストールすると、「GNOME」だか「GDM」だかも起動できない。
今回は、このまま、さわらずにおきます。
3. インストール
「OctoPkg」で、「fcitx5」を検索して、下記のモジュールをインストールします。
・fcitx5
・fcitx5-gtk
・fcitx5-qt
・fcitx5-configtool
・ja-fcitx5-anthy
4. 設定
「fcitx5」は、インストールすることで
/usr/local/etc/xdg/autostart/org.fcitx.Fcitx5.desktop
が、作成され、自動起動するので、自動起動を明示的に設定する必要はありません。
「fcitx5」の環境のみを設定します。
「root」ユーザ権限で。
sh
cat << 'EOF' >> /etc/profile
export XMODIFIERS="@im=fcitx5"
export XMODIFIER="@im=fcitx5"
export GTK_IM_MODULE="fcitx5"
export QT_IM_MODULE="fcitx5"
export DefaultIMModule="fcitx5"
EOF
cat << 'EOF' >> /etc/csh.cshrc
setenv XMODIFIERS "@im=fcitx5"
setenv XMODIFIER "@im=fcitx5"
setenv GTK_IM_MODULE "fcitx5"
setenv QT_IM_MODULE "fcitx5"
setenv DefaultIMModule "fcitx5"
EOF
exit
ログインしなおします。
5. キーボードレイアウト
ログインしなおして、半角/全角 を押すと「`」が出力される。
キーボードレイアウトが適切に設定されていないようです。
「設定」画面を開いて
「キーボード」「入力ソース」で適切なキーボードレイアウトを設定します。
6. 確認
日本語入力できることを確認しました。
Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で、入力切り替えを行います。
切替キーを変更する場合は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。
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