GNOME - 共通事項 - フォント - dconf-editor

 クラウディア
1. 概要
2. インストール
3. 設定
4. トラブルシュート

1. 概要

 「dconf-editor」を使用する手もあるようです。  案外これが効果的かもしれない。  本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
GNOME のフォント設定をコマンドで確認・変更する方法

2. インストール

 「dconf-editor」が、インストールされていない場合、それぞれのディストリビューションのパッケージ管理プログラムで、インストールする必要があります。  「root」ユーザ権限で。  「EndeavourOS」「Garuda Linux」

yes | pacman -S dconf-editor
 「elementary OS」「Linux Mint」「SpiralLinux」「Ubuntu」

apt install -y dconf-editor
 「Mageia」「Rocky Linux」

dnf install -y dconf-editor

3. 設定

 「dconf-editor」を起動して

/org/gnome/desktop/interface/
 を開きます。  フォントの設定は、下記の3種類あるようです。

document-font-name
font-name
monospace-font-name
 それぞれ設定しますが、「document-font-name」を例にとります。  「デフォルト値を使用する」を無効にします。
「GNOME」「dconf-editor」-「/org/gnome/desktop/interface/」「document-font-name」

 使用するフォントのフォント名・サイズを記述します。
 「MigMix 1M 10pt」であれば、下記のように設定して
 最下部のチェック(☑)

「GNOME」「dconf-editor」-「/org/gnome/desktop/interface/」「document-font-name」「デフォルト値無効」

 チェックした時点から反映されます。

「GNOME」「dconf-editor」-「/org/gnome/desktop/interface/」「document-font-name」「カスタム値設定」

 他のフォントも同様に変更できます。

4. トラブルシュート

 「Manjaro 21.3」で発生した事業ですが、「font-name」に「MigMix 1M」を設定すると、文字が全部化けてしまった、あわくってしまいました。  これは、どうも「MigMix 1M」を認識していないようです。  考えて、はたと思いつきました。  「font-name」のカスタム値の欄に

"MigMix 1M" 11
 と入力することで解消しました(末尾の 11 はサイズ)。  フォント名に空白が入っていると、解釈できないようです。  この場合は、ダブルコーテーションで囲むことで解消しました。  「MigMix-1M」と空白を、ハイフンに置きかえることでも対応できます。
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