Cinnamon - FreeBSD 14.1 RELEASE - 日本語入力

クラウディア 
1. 概要
2. IBus の無効化
3. キーボード設定
4. インストール
5. 設定
6. 確認

1. 概要

 日本語入力として、「fcitx5-anthy」を使用します。

2. IBus の無効化

 「Cinnamon」インストール時に必要なため、「GNOME」をインストールしていますが。  「GNOME」に「IBus」がはいっていないと、インストールできなくなっているようで、「IBus」が一緒に入っています。  設定もされており、「IBus」をアンインストールすると、「GDM」が起動できなくなっちゃいます。  無茶なことをします。  「root」ユーザ権限で。

mv /usr/local/etc/xdg/autostart/ibus.desktop /usr/local/etc/xdg/autostart/ibus.desktop.bak
mv /usr/local/bin/ibus-daemon /usr/local/bin/ibus-daemon.bak
 ここで、いったん再起動します。

3. キーボード設定

 なぜか、キーボードが、「英語(US)」になっちゃっているので、先に、日本語キーボードを設定しておきます。  「スタート」→「設定」→「キーボード」
「Cinnamon FreeBSD 14.1」-「スタート」→「設定」→「キーボード」

 「レイアウト」タブ
 何故か、「英語(US)」が2つになっちゃってます。
 左下「+」

「Cinnamon FreeBSD 14.1」-「キーボード」

 「日本語」(ちゅうか、使用しているキーボードレイアウト)を選択して
 「追加」

「Cinnamon FreeBSD 14.1」-「Choose a layout」

 「英語(US)」は、削除しちゃいます。

4. インストール

 「OctoPkg」で、「fcitx5」を検索して、下記のパッケージをインストールします。 ・fcitx5 ・fcitx5-configtool ・fcitx5-gtk2 ・fcitx5-gtk3 ・fcitx5-gtk4 ・fcitx5-qt5 ・fcitx5-qt6 ・ja-fcitx5-anthy

5. 設定

 「fcitx5」の環境変数を設定します。  「root」ユーザ権限で。

sh
cat << 'EOF' >> /etc/profile

export XMODIFIERS=@im=fcitx5
export XMODIFIER=@im=fcitx5
export GTK_IM_MODULE=fcitx5
export QT_IM_MODULE=fcitx5
export DefaultIMModule=fcitx5
EOF

cat << 'EOF' >> /etc/csh.cshrc

setenv XMODIFIERS       @im=fcitx5
setenv XMODIFIER        @im=fcitx5
setenv GTK_IM_MODULE    fcitx5
setenv QT_IM_MODULE     fcitx5
setenv DefaultIMModule  fcitx5
EOF
exit
 ログインしなおします。  が、ここのところ、ログアウトすると固まっちゃいますので、再起動します。

6. 確認

 再ログイン後、日本語入力できることを確認しました。
「Cinnamon FreeBSD 14.1」-「日本語入力確認」

 Ctrl+Space もしくは 半角/全角 で、入力切り替えを行います。
 切替キーを変更する場合は、「デスクトップ環境構築 - 共通事項 - 日本語入力」をご参照ください。

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