デスクトップ環境 - 共通事項 - 日本語入力 - 起動・設定の記述先
- 1. 概要
- 2. 設定の記述先
1. 概要
例えば、Linux のディストリビューションによっては、日本語でインストールすると、ログイン時には日本語入力システムが起動しているように、自動で設定までやってくれるものもあります。
ディストリビューションによっては、自力で起動スクリプトを記述することになります。
FreeBSD では、基本的に、起動スクリプトは自分で書くことになります。
では、なんのスクリプトに書くか・・・これが、どうもログインマネージャ(一般的にはディスプレイマネージャ)によって異なるようです。
また、スクリプトとは別に、設定ファイルをどこに書くか、これもログインマネージャやディストリビューションによって異なるようです。
わたしが、自分で確かめたものを以下に一覧表記します。
2. 設定の記述先
ログインマネージャ | 記述ファイル | 確認環境 | 備考 |
GDM | ~/.xprofile | 「FreeBSD 11.2 GNOME」 | |
LightDM | 「ArcoLinux 19.06.1 MATE」 | |
PCDM | 「Trident 19.06」 | |
GDM-Waylanf | /etc/environment | 「Fedora 31 GNOME」 | |
SDDM | 「ROSA R10 XFCE」 | |
Slim | ~/.xinitrc | | |
/etc/environment | 「antiX 19」 | |
「ArcoLinux 19.06.1 MATE」で「fcitx-mozc」を使用の際は
~/.xprofile
に、以下のように記述しました。
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
「ROSA R10 XFCE」で「scim-anthy」を使用の際は
/etc/environment
に、以下のように記述しました。
GTK_IM_MODULE=scim
XMODIFIERS=@im=scim
QT_IM_MODULE=scim
「antiX 19」で「scim-mozc」を使用の際は
/etc/environment
に、以下のように記述しました。
GTK_IM_MODULE=fcitx
XMODIFIERS=@im=fcitx
QT_IM_MODULE=fcitx
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