デスクトップ環境構築 - 共通事項 - ブラウザ - Firefox - Flash Player を有効にする
- 1. 概要
- 2. アドオンのインストール
- 3. /etc/fstab の編集
- 4. /etc/rc.conf の編集
- 5. .xinitrc の編集
- 6. 動作確認
1. 概要
ある時期から Adobe Flash Player が使えなくなっていましたが「FreeBSD 10.2 インストール備忘録」を参考にさせていただいて有効にすることができました。
また使えなくなる時期が来るかもしれませんが、FreeBSD 11.1 RELEASE、Firefox 59.0.2 で動作したので記録しておきます。
デフォルトで、Flash が無効な状態です。
2. アドオンのインストール
Flash のプラグインは、著作権の問題で pkg では提供されないそうなので、ports でインストールします。
ついでなので、ここはすべて root ユーザによりコマンドラインで・・・。
pkg update
portsnap fetch
portsnap update
cd /usr/ports/www/linux-flashplayer
make
make install
pkg install www/nspluginwrapper
この nspluginwrapper は Linux のエミュレーション機能を使うので、以下、エミュレーション機能を生かすための設定です。
3. /etc/fstab の編集
Linux エミュレータは linprocfs というマウントポイントを使用します。
/etc/fstab
に以下の行を追加します。
linprocfs /compat/linux/proc linprocfs rw 0 0
4. /etc/rc.conf の編集
Linux のカーネルモジュールを起動時に読み込むようにします。
/etc/rc.conf
に以下の行を追加します。
linux_enable="YES"
5. .xinitrc の編集
nspluginwrapper をログイン時に起動するようにします。
~/.xinitrc
の
exec $1
より前に、以下の行を追加します。
nspluginwrapper -v -a -i
6. 動作確認
上記までの設定が終わったら、いったんシステムを再起動します。
再起動後にログインして、Firefox を起動し、動作確認します。
「ツール」→「アドオン」で
「Shockwave Flash」が存在することを確認します。
「Flash Player の状況確認 のサイトへ移動します。
「Adobe Flash を実行します」
「許可する」
動画が表示されれば、動作していることが確認できます。
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