メンテナンス・トラブルシュート - メールサーバ - clamav - #4.3.0

 クラウディア
1. 概要
2. 調査
3. 起動

1. 概要

 なんか、メールサーバの動きがおかしい・・・。  メールを送信しようとすると、メールクライアントのプログラムに「mail server temporarily rejected message (#4.3.0)」というダイアログが表示されます。  サーバ内部からの通知は、生きている模様(後でわかったが、これは素通しでメールを送っているからな)。

2. 調査

 「mail server temporarily rejected message (#4.3.0)」を頼りに検索しました。  見つかったのが、下記のサイトです。
qmail で 451 エラーで受信できない
 参考サイトによれば、「clamav」に問題があるとのこと。  サーバを調べてみると

$ service clamav-clamd status
clamav_clamd is not running.
*** Error code 1 (ignored)
 うはぁ、その通りでありました。

3. 起動


$ service clamav-clamd start
Starting clamav_clamd.
 ここは、無事、起動できまして、復旧いたしました。  しかし、ここんとこときどき、「clamav-clamd」がこけてることがあります。  根本原因がつかめていないので、不安であります。  ひとつ、ふたつ、気になったのが、まず、次ページに記述した、コンフィグレーションファイルの問題。  これは、解決しました。  ふたつめ、「Laravel」を使用しているコンテンツがあるのですが、アクセス速度をよくするために、ルーティングをキャッシュしております。  ルーティング変更の際(これがちょくちょくある)キャッシュをクリアして、再作成します。  これは、大量にメモリを消費します。  このとき、ウェブサーバにアクセスしているクライアントがいると、「apache」がかたまったりします。  「apache」のみならず、システム全体がロックがかかったようにかたまることもあります。  システム全体がかたまらないこともありますが、このときに、「clamav-clamd」がこけてる可能性がありそうです。  なので、現在(2022年1月26日)は、「Laravel」のキャッシュをクリア・再作成する際は。 ウェブサーバ停止 → 「Laravel」のキャッシュをクリア・再作成 → ウェブサーバ起動  という手順をとるようにしています。  これで、最近(2022年1月26日)は、「clamav-clamd」がとまることは、ほとんどなくなりましたが・・・まだ様子見です。