FreeBSD - メンテナンス・トラブルシュート - メールサーバ - ログの設定
1. 概要 ここでは、「qmail」のログの設定について記述しています。 わたしの管理しているメールサーバは1日にせいぜい数百通から数千通程度なので、詳細にログを出力していますが、メールサーバの状況によりログに内容を絞るなり、応用してください。 コンフィグレーションファイルの行番号は、バージョンによって異なります。 2. 出力先変更 ログの出力先は /etc/syslog.conf に記述してあります。 デフォルトでは。 mail.info /var/log/maillog となっています。 「/var/log」から「/var/log/mail」に変更するには。 mkdir -pv /var/log/mail touch /var/log/mail/maillog でディレクトリを作成して、空のログファイルを作成しておきます。 その上で /etc/syslog.conf の記述を。 mail.* /var/log/mail/maillog に変更します。 3. ログローテーション変更 ログローテーションは。 /etc/newsyslog.conf に記述してあります。 デフォルトでは。 /var/log/maillog 640 7 * @T00 JC となっています。これは毎日00:00にローテーションして、7日分の過去ログを保持。過去ログは圧縮ファイルで持つ設定です。 これを、毎日00:00のローテーションで30日分保持し、過去ログを圧縮しないようにするには /var/log/mail/maillog 640 30 * @T00 B と記述します。 以上の設定を終えたら、再起動すれば設定が有効になります。
/etc/syslog.conf
mail.info /var/log/maillog
mkdir -pv /var/log/mail touch /var/log/mail/maillog
mail.* /var/log/mail/maillog
/etc/newsyslog.conf
/var/log/maillog 640 7 * @T00 JC
/var/log/mail/maillog 640 30 * @T00 B