1.1 FreeBSD - メンテナンス・トラブルシュート - メールサーバ - /var/qmail/control

 
1.1.1 概要
1.1.2 最低限必要なファイル
1.1.3 doublebounceto
1.1.4 badmailfrom

1.1.1 概要

 qmail では制御用のファイルを /var/qmail/control 配下に置きます。  この稿は、以下を参考にさせていただきました。
qmail の制御ファイル」
「CentOS/qmail/制御ファイル(control)解説

1.1.2 最低限必要なファイル

 /var/qmail/control/ 配下に置く最低限の必要なファイルとして以下の5つがあります。
ファイル名 意味 備考
defaultdomain デフォルトドメイン名
locals ローカルドメイン名
me 正式ドメイン正式名(マシン名.ドメイン名)
plusdomain 「+」によって代用されるドメイン名
rcphosts メールの受け取りを許可するドメイン名

 ドメイン名を vm.sing.ne.jp、ホスト名を ns.vm.sing.ne.jp とすると、それぞれ以下のように記述します。

 defaultdomain


vm.sing.ne.jp
 locals

localhost.vm.sing.ne.jp
ns.vm.sing.ne.jp
vm.sing.ne.jp
 me

ns.vm.sing.ne.jp
 plusdomain

ne.jp
 rcphosts

localhost.vm.sing.ne.jp
ns.vm.sing.ne.jp
vm.sing.ne.jp

1.1.3 doublebounceto

 doublebounceto は2重バウンスを受け取るユーザです。  「送信元アドレスが存在しないアドレス」「送信先アドレスが存在しないアドレス」であるときに発生する現象を防ぐためのものです。  メールサーバから「宛先不明」を送り返したときに相手側サーバから「あて先不明」を送り返す・・・これを繰り返すと無限ループになってしまうので、その状態に陥ったメールを送る先として定義します。

foo@ドメイン名
 の形式でメールアドレスを記述しますが、@ 以下を省略すると自分のサーバアドレスを示します。  誤りを防ぐために正式な受信先を決めておいて一括して受信するようにしてもよいですが。  ここのおすすめは doublebounceto と書いておくことです。

cd /var/qmail/control
echo "doublebounceto" > doublebounceto
 それから以下のファイルを作成して

/var/qmail/alias/.qmail-doublebounceto
 中に

#
 と一文字だけ記述します。  こうしておくと qmail は2重バウンスが発生したメールを削除してくれます。

1.1.4 badmailfrom

 拒否したいアドレスを記述すれば、受信を拒否できます。  例えば

degiha@zero.ad.jp
@24i.net
@emailacc.com
@livedoor.com
 のように記述します。  記述したメールアドレスからのメールは、受け取り拒否されて、受信しなくなります。
メールアドレス@ドメイン名
という書き方と
@ドメイン名
 という書き方があります。  メールアドレス@ドメイン名の場合、そのメールアドレスからのメールを拒否しているのに対し、@ドメイン名 と記述していると、そのドメイン名を持つメールアドレスからのメールをすべて拒否するということになります。