- 1. 概要
- 2. 依存しているものを調べる
- 3. 自分に依存するものを調べる
1. 概要
表題のとおり。
「ports」で、時間がどの程度かかるかしら？と思うときがあります。
あらかじめ、心の準備をしておきたいものです。
2. 依存しているものを調べる
「ports」のインストール対象のディレクトリへ移動します。
cd /usr/ports/category/package
ビルド時に依存するものを調べるには。
make build-depends-list
実行時に依存するものを調べるには。
make run-depends-list
ビルド・実行時に依存するものを調べるには。
make all-depends-list
どうも、実行時・ビルド時に依存するものを調べるときは、オプションがすべてチェックされていることが想定されているような気がします。
だって、やたら多く表示されるんだもの。
/usr/ports/security/clamav
で。
make build-depends-list
すると（2025年7月7日、「FreeBSD 14.3 RELEASE」）。
下記が表示されました。
/usr/ports/ports-mgmt/pkg
/usr/ports/lang/rust
/usr/ports/devel/cmake-core
/usr/ports/devel/ninja
/usr/ports/converters/libiconv
/usr/ports/devel/pkgconf
/usr/ports/ftp/curl
/usr/ports/devel/json-c
/usr/ports/archivers/libmspack
/usr/ports/devel/pcre2
/usr/ports/textproc/libxml2
3. 自分に依存するものを調べる
前項の逆で、「ports」に依存するものを調べるには？
「ports」の「make」オプションには、おあつらえ向きのものは、なさそうです。
「pkg」コマンドで代用します。
pkg info -r packe_name
で、「packe_name」に依存するものを調べることができます。
例えば、「apache24」で試してみますと。
pkg info -r apache24
こんななりました。
apache24-2.4.64:
mod_php82-8.2.29
rubygem-passenger-apache-6.0.27
mod_dav_svn-1.14.5
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