メンテナンス・トラブルシュート - ディスク・ファイル・メモリ - /tmp
- 1. 概要
- 2. 状況
- 3. 整理
1. 概要
ふと気づくと「/tmp」の下が、大変なことになっておる(2021年10月19日)。
なんか、わちゃわちゃですわ。
本ページは、下記のサイトを参考にさせていただきました。
「/tmpディレクトリ」
「/tmp に sess_ がたくさん」
「ディレクトリ内のファイル数をカウントする」
「指定日時より古いファイルの削除コマンド」
2. 状況
ファイル数をみてみると
$ ls -1 /tmp | wc -l
14063
ふむ、結構あるな。
しかし、まぁ、数だけの問題ではない。
詳細は省きますが、結構、古いものがあります。
現在が、2021年10月19日で、2019年のものがあったりします。
「sess_...」というファイルが目につくので、調べた参考サイトには「どうも php が使っているセッションファイルみたい」ってことなのですが。
参考サイトでは、古いファイルはなくて、こまめに作っては削除しているらしい・・・。
わたしが見ているマシンはというと・・・、めちゃめちゃ古いのがたくさんある。
3. 整理
そもそも
/tmp
は「temporary」の略ですからな。
一時的に置いておくものを、いつまでも置いておくわけにはいかない。
ディストリビューションによっては、再起動する際は「/tmp」配下を削除する設定ができるものや、一定期間たてば自動的に掃除する機能があったりするものもあるらしい。
参考サイトでわかったのが、「/tmp」は、誰でも読み書きできるが(ここまでは、知っていた)、ディレクトリにスティッキービットが立っているので、基本は所有者しか書き込み・削除はできないようになっているらしい。
ともあれ、少なくとも古いものは消しちゃえ。
下記のコマンドで、1年(366日)以上、経過したものを一気に消しちゃいます。
(削除前に、「|」の前までで、一度削除対象を確認しておきましょうね)
find /tmp -mtime +366 -name "*" | xargs rm -f
これで、ファイル数が 76 になりましたわ。
ディレクトリであったために、上記のコマントでは、消せないものもありましたが、コマンドを変更しなくても、確認しながら消せるレベルです。
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